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『甲賀の密使』(1960)【忍者映画】

ゲルショッカー幹部・ブラック将軍こと
丹羽又三郎が、甲賀のイケメン忍者に!

陰での暗躍から、多勢を相手の大立ち回り、
色恋沙汰まで、美味しいトコ取りのヒーロー!

50年代の快活さと、60年代のハードさ。
日本の忍者映画における、両方の魅力を有する佳作。


本作で目を引くのは、やはり“鎖頭巾”
怪しげなビジュアルに尽きるだろう。

本編を観る前に、宣伝スチールだけ
見せられた日にゃあ、
「一体何者なんだ?この怪人、敵か?味方か…!?」
となる事、間違い無しだぞ!

防御力に特化したスタイルの様だけど、
どう見ても機動性に難アリだろコレ?
素早い動きで攻める甲賀忍者を相手に、
どう立ち回るんだ?

果たして、その正体は…!?

―――君の目で確かめろッ!!
ぶはははは☆(笑)


丹羽又三郎と言えば、やはり『仮面ライダー』の
ブラック将軍だろう。しかし、ここでは
『ジャイアントロボ』のBF団日本支局長・
スパイダーを推したい。♪

幹部なのに、早くも第3話でパシリと化し、
「何で俺がこんな事…」とかブツブツ言いながら、
植木屋に扮しての雑用をやらされる。

そして早くも第7話で、哀れ
アホ死にの憂き目をみる事に…。

―――さあ!
君も、彼の雄々しき散り様
釘付けとなるのだッ!!☆(笑)

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