『双頭の殺人鬼』(1959)【海外映画の中の“日本”】
オンセン!
ゲイシャ!
サケ!
例によって、舞台が日本である必要性は希薄。(笑)
【あらすじ】
海外特派員の主人公がネタを求めて、山間にある
怪しげな博士の研究所を訪ねる。
実験の失敗で、妻と弟を怪物化させている博士だが、
例によって「今度こそ」と(笑)、主人公を実験台に。
やがてその体に異変が起こり、次第に理性を
失いつつあった主人公は、夜な夜な殺人事件を
起こすのだった…。☆
要するにアレだな、『キン肉マン』に出て来た
サタンクロス状態だな。
内なるもう1人の自分に支配されてしまうヤツ。
事件を捜査する警部役に、ジェリー伊藤!
(ジェリー藤尾とちゃうで(笑))
カタコトの日本語で指揮を執るぞ!
『えいごであそぼ』に羽生未来と一緒に出てた
おじいちゃん。
2007年にご逝去されたんだけど、みくお姉さんの方が
2年も先に、30歳の若さで逝っちゃうなんてねぇ…。
劇中では、芸者が遊女と混同されていて、
客である主人公にブッチュ~ゥと濃厚なキスを
してくれるのだ。☆
炭坑節で踊りまくって
♪ウンジャカジャッタ♪
♪ウンジャカジャッタ♪
と超御機嫌で不倫相手と部屋に戻ると…
―――嫁さん居た!(笑)
スッ、と醒める主人公。
←
このシーン好き♪(笑)
あと、悩み苦しみを吐露した寺の住職(読経中)に
シカトされ、ブチ切れて殺しちゃうシーンも好き!
そして、衝撃のクライマックス。
ドカーン!と噴火を始めた山の火口へ、怪物を追って
ぞろぞろと向かう警官隊。
←いや、行っちゃいかんだろう!?
みんな死ぬってばよ!!☆(笑)
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