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『底抜け慰問屋行ったり来たり』(1958)【海外映画の中の“日本”】

ジェリー・ルイス主演の喜劇、『底抜け』シリーズ
今回は日本が舞台

庭園の池をプールみたいに泳いだり、
挨拶がわりに首からブラ下げたカメラでお互いを撮り合ったり、
本作でも、味のある日本描写が楽しめるぞ。(笑)

主人公・ウーリーは、相棒のウサギ・ハリー(←芸達者!♪)と共に、
朝鮮戦線をマジックで慰問する仕事に着くんだけど…

本当に、最前線の爆撃の中でタキシード着てショーをやってる!
当たり前だけど、戦闘中の兵士は誰もそれどころじゃ無い!(笑)

主人公を挟むカタチの、スザンヌ・プレシェット
ノブ・マッカーシーの、Wヒロインが、かなりレベル高し。

でも実際は、ノブのワントップだね。
浴衣姿や、ラストのステージ衣装にグッとくる。♪

彼女の甥のミツオに気に入られ、
「父になって下さい」と丁寧にお願いされるウーリー。
健気にちょこちょこ付いて来るミツオ君が、めちゃ可愛い!♪

前年公開の『戦場にかける橋』に出演した早川雪洲が、
ミツオの祖父役で登場。

軍服を着て、クワイ河マーチをBGMに、自宅の庭園に
“橋”を掛けさせているというパロディがウケる。☆

何やかやで最後はもちろん、素敵なハッピーエンド。♪

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