『喜劇 “夫”売ります!!』(1968)【忍者映画】
忍者の町・伊賀上野を舞台に繰り広げられる、人身売買劇。
何やら、観光PRっぽい側面を有している様だけど…
「まさに、忍法影武者や!」
「忍者サークル作るから1000円貸してくれ♪」
とか、捻じ込み感満載のイミフなセリフが痛々しい。(笑)
フランキー堺にはイラつくし、
森光子にしちゃシオラシイ役だなぁと思ってたら、
中盤での急展開!ここからグッと面白くなった。☆
欲求不満の後家、佐久間良子。
小学校同級生だったフランキーとは、
今は「社長→運転手」という主従関係。
当時、往復ビンタされた事が忘れられず…
「―――叩いて!あの時みたいに…!」
と命令する。たまらんなぁ…(笑)
あくまで立ち振る舞い崩さず、
性欲剥き出しなどにはならない所がミソ。
この不倫に乗じて、妻の光子がいよいよ本領を発揮!
一気にのし上がっていくのだ。☆
「体を売るのは、お金を持ってからよ!」
なんてセリフが“強い女性”を感じさせるけど、
イイのか?それって…。
個人的には、橘ますみ推し。♪
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