『キャノンフィルムズ爆走風雲録』(2015)【忍者映画】
「タイトルは“Screwing Around”(ヤリまくり)だ!」
―――俺達は大砲(キャノン)!
―――俺達はダイナマイト!!
イスラエル出身の従兄弟、
メナヘム・ゴーランとヨーラム・グローバス。
人々は彼等を“ゴー・ゴー・ボーイズ”と呼び、称えた。☆
観客は大喜びだが、批評家達は酷評する。
彼等の躍進を恐れた大手連中が小銭を握らせたに違いないね!
(笑)
カンヌで、通常なら完成した作品を売り込む所を、彼らは
タイトルも決まってない映画を次々とプリセールスしていた。
映画の先物取引?凄いな…!
↓
『アメリカン忍者』主演のマイケル・ダディコフが見せた、
「架空」となってしまった映画のパンフレットの作品群が、
チカラ入ってるだけに虚しい。
「自分に失敗など無い。もし事実あったとしても、
取り戻し、無かった事にする」
強気な自由人・ゴーランに比べ、
人当たりが良さそうな感じだね、グローバス。
グローバスが苦労して集めた資金を
ゴーランが使い果たす。
二人には悪いけど、スパイダーマンが
彼等で作られなくて本当に良かったと思う。
←
「毛むくじゃらで腕が8本あるタランチュラ人間」
とやらを観てみたかった気もするが…。(笑)
先日亡くなったエリザベス女王もチラッと。
ショー・コスギのインタビューが
出なかったのは残念だ。
『コーマン帝国』より、ある意味コッチの方が好き。♪
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