『お蝶夫人』(1932)【海外映画の中の“日本”】
ハリウッド版『蝶々夫人』。シルヴィア・シドニー主演。
ちょっと離れた両目。並外れた魔性の美しさ。♪
これが『ビートルジュース』や『マーズアタック』では、
別の意味で人間離れした顔力を見せてくれるんだけど(笑)
ケイリー・グラント、カッコイイ!
実は引退作の『歩け走るな!』しか観てない。
ほぅ、とてもマトモな日本描写じゃないか?
…と思いきやグラント、畳に土足でズカズカ!(笑)
惜しい!…否もとい、そう来なきゃ!♪
障子の真ん中だけが別個にスライドしたり、
円形の窓も障子戸でスゥッと開いたり、
スタイリッシュな仕様。←あれ、イイよね?
“To die with honor when one can no longer live with honor.”
…だから、子供の手の届く所に短刀置くなっての!
ラングの『ハラキリ』(1919)でもそうだったけど。
現在はこの辺りの描写どうなのかな?
あと、蝶々さんが身売りされた芸者屋のオーナーが、
宍戸開。(笑)
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