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『伊賀野カバ丸』(1983)【忍者映画】

「―――これは、JACの映画です!」
(by 千葉ちゃん)

堂々と“ジャック宣言”して製作された、JAC総出演作
脈絡とか、そんなモノを求めてはイケない。
ただひたすらに、売り出し中の初代JAC御三家をはじめとした
JACメンバーが、カラダを張りまくる突撃ムービー
まさに、お腹いっぱい(←主に焼きそばで(笑))な一本。☆

沈寝役のヒロユキは良かったね。
太秦映画村で、忍者や剣士に扮しての殺陣もあるよ!
忍者役ではおなじみのヒロユキだけど、妖艶な剣士の姿は
意外と御目にかかる機会が少ないので、
これは思わぬ嬉しい見せ場だった。♪

大葉健二の役どころは、原作を知らないと
「ギャバン、なんでオネエ言葉の?」
ってなるよね(笑)。ちょっとオモロかった。

バンジージャンプって、ある意味どんな絶叫マシーンよりも
最恐だと思う。
乗ってしまえばもうどうしようもないマシーンとは違い、
奈落の底へ“自分から踏み出さなきゃならない”からねぇ…。

最後のカーロデオにもなると、何だかもうどうでも良くなってくる。
ポカーン(笑)
ジャニーズ映画に対抗しようとしてたのかな?
「お前らここまで良うせんやろ!?ハハハハ!!」
みたいな。


でも、黒崎輝はちょっと残念だったね。
『バイオマン』のゲスト出演時とか、
『ジャスピオン』の前半とか、ハイテンションな持ち味で、
これからが楽しみだったのに…。

『魔拳!カンフーチェン』の高木淳也、めっちゃシュッと
してるけど、後年の『ゾク議員』とかでは全く違った個性を
発揮していて面白い。

『コータローまかりとおる!』も続けて観るつもりだったけど…
もういいかな。(笑)

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