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『東京ファイル212』(1951)【海外映画の中の“日本”】

東京のド真ん中で、S&Bカレーが!
森永チューインガムが!
森永ミルクキャラメルが!
木っ端微塵にブッ飛ぶぞ!!☆

メッチャ人が集まってる中で、よくまぁ
あんな大胆なロケを敢行したもんだな…。

初の日米合作映画という事で、
日本人スタッフ・キャストがちゃんと揃ってるね。

バックで歌い騒ぐ陽気なロシアナンバーが
時折ブッ込まれる。
共産主義とのスパイ合戦を彩るBGMだ。

灰田勝彦の、神風特攻隊養成所での様子が印象深い。

飛行機の模型を手に取らされ、子供がオモチャで
遊ぶ様にして、敵艦隊模型ヘ突っこませるが、
「突入角度が甘い!」とシバき倒されるのだ。☆

あと何と言っても市丸姐さん
彼女を出演させるためだけに、熱海へと舞台が
移ったのかと思うほどだった。♪

ここでの宴会で、毒殺にビビりながら、顔面汗だく
慎重に箸を運ぶ主人公が見もの。
手に汗握るシーンだぜ!!ハハハハハ

安定の中村哲。今回の最期は、特に素晴らしかった。♪(笑)

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