『カルロス・ゴーン 最後のフライト』(2021)【海外映画の中の“日本”】
ある種のプロパガンダ臭が漂うけど、
視点を変えて観ると実に興味深く、恐ろしい…。☆
日産、ルノー、2つのCEOを務めた、
カルロス・ゴーンの恐怖体験と、決死の脱出劇。
帰属を嫌い、有力者との人脈作りをせず、
社内でも人望が無かったのが災いしたか、
倫理面の欠乏を問われる。
従業員を解雇する傍ら、自らはベルサイユ宮殿で
パーティに興じたりする。
そして、報酬の過少申告を理由に「逮捕」されるのだ…!
例の“ハコ”に入って空港を抜ける時のやり取りで、
「とても高価な楽器だ。X線検査すれば
チューニングが崩れる。次の演奏会があるんだ」
と言ってパスしたらしいけど、
そんなに繊細な楽器って何?
プーチン大統領、マクロン前大統領も出てるよ。
【映画レビュー】記事一覧(リンク)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?