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『KAMATAKI -窯焚-』(2005)【海外映画の中の“日本”】

父親の死から立ち直れずに自殺未遂したカナダ青年が、
叔父である藤竜也の元、陶芸セックスで再生してゆく。

現代社会で疎外され、孤立する、日本の若者への応援歌
…で、イイよね?

20歳から10年間日本で暮らしてきたというガニオン監督
作品だけあり、説得力の感じられる一本だった。

さらに、美術監督には竹山聖
日本人が日本の良さを再認識できる映像作品となっている。

でもやはり外人さんが喜ぶ定番、「和太鼓炸裂」
外せない様だな!(笑)
ドンドコドコドコ…!!☆

実際の竜也の英語はもっと流暢なんだけど、
演じてるキャラに合わせて少しレベルを
落とした
のだとか。
元気なセックス♪シーンも披露するぞ!

…あ~、コレは多分また主人公が失敗やらかして
陶芸作品を全部ダメにしちゃうみたいなトラブルが
発生
するんだろな~、と思いながら観てたけど…

特にそういう事件も起伏も無く、話は淡々と
流れていく。
(笑)

呼び掛けても微動だにしない吉行和子が素晴らしい。♪
そう、今の彼女を動かせるのは

―――セックス!!☆

ただ、それのみなのだッ!!♪

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