『忘れえぬ慕情 (Typhon sur Nagasaki)』(1956)【海外映画の中の“日本”】
あのアニメ声(?)で、流暢にフランス語を操る
岸惠子に、もうメロメロです。♪
日本の美しい景観をバックに、煙草ポイ捨てを
何度も繰り返すジャン・マレー。(笑)
ジャン・マレーを巡って、日カノの岸恵子と、
仏カノのダニエル・ダリューが、
静かに火花を散らす。☆
芸者に扮し、舞いを披露して
マレーを釘付けにする仏カノ。
「あたし、フランス人が解らないわ!」
「もうフランス語は話しませんわ」
とプンオコの日カノ。カワイイね♪
仏カノ、日カノと、3人仲良く文楽鑑賞。
後席の女の子、マレーの座高が高すぎて
全然見れてないし!(泣)
日本名物の地震にビビる仏カノ。
(((;゚д゚)))
それを前に、余裕平然の日カノ。
( ´ー`)y-~~
…だが、これはほんの前哨戦。後半いよいよ、
台風が襲来!ここからが本作の本領だぞ。
吹き荒れる猛風!襲い来る津波!
崩れ落ち、吹き飛び、流される家!!
ただのメロドラマにしては幾分暴走気味の、
ヤリ過ぎ感アリなディザスター映画へと
一気にシフトするのだ…!☆
何も知らずここだけ観ると、ガイジンが出てる
東宝特撮の一作品だと思うかも?(笑)
あと、同邦題のアメリカ映画『忘れえぬ慕情』(1956)
とは別なので注意。
【その他の特筆点】
▼建ち並ぶビルがまだ低い大阪
▼山村聰、何か国語話せるん?
▼寿司は職人から手渡し!コレだね♪
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