『兜』(1990)【海外映画の中の“日本”】
―――騎士道 vs 武士道!!☆
異国を舞台に、鎧武者のショー・コスギが、
誇りと命を懸け、1対1の騎馬戦に臨む!
←この絵面がやりたかったのだよね?
ショー。(笑)
「お前に勝てるものが一つだけあるぞ。
―――英語だ!」
(by ケイン)(笑)
徳川家康(三船)の命を受け、5千丁の鉄砲を
入手するためスペインへと旅立つ、
若君・徳川頼宗(ケイン)と
家臣・前田大五郎(ショー)。
スペイン娘のセシリアを巡り、
静かに火花を散らす2人。
「私の国では混浴だ♪」
といってセシリアの入浴中にズケズケ押し入り、
「泡だらけではないか。ハハハ♪」
と背中を流す無遠慮なショー。
武士道を信条としている割に、どこか
子供じみてるオッサンだ。(笑)
「セシリアを私の側室にしようと思うが?(ニヤリ)」
とケインに言われ、あせるショー。
ケインの方が大人の対応だね。♪
お坊ちゃんだったケインが、海賊に捕らわれ、
モロッコで奴隷として馬小屋の糞掃除を
させられたりしながら、たくましく成長していく。
ショーのサムライアクションは、まぁさすがに
忍者ほどのキレは感じられず。
大掛かりな割には、壮観さもイマイチな作品だった
…かなぁ?☆
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