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『忍者外伝・倭冠掃蕩作戦』(1981)【忍者映画】

倉田保昭率いる悪の忍者軍団
vs 『五毒拳』メンバー!
かなりオススメの一本!!♪

時代は明代。沿海の町は
倭寇 = 忍者軍団の襲撃に
悩まされていた。

証拠隠滅のためか、死ぬと
ゴポゴポっと溶解する忍者。
初期ショッカーや死ね死ね団
みたい。(笑)

これに対抗するため、将軍は
忍術に詳しい老師に助力を求め、
息子のコン・ウェイを向かわせた。

刺客に殺害された老師。
彼の教えに従い、市井に暮らす
三人の弟子を探す事になる。
その弟子とは…


『五毒拳』の末弟子を演じていた
江生(ジャン・シェン)。
敵を翻弄する軽妙な動きで闘う
ムードメイカー。

『五毒拳』一番弟子・ムカデ拳を
演じていた、鹿峰(ルー・フェン)。
キャプテン・アメリカの如く、
鍋皿を巧みに操って闘う鍛冶屋。

『五毒拳』四番弟子・ヤモリ拳を
演じていた、郭振鋒(フィリップ・コク)。
脅威的な跳躍力で、忍者の動きを上回る。


老師はこの三人にそれぞれ
ひとつずつ違った武術の極意
伝授していた。しかし、
この三人は互いに面識が無く

…ってそれ、『五毒拳』やん!(笑)

互いの拳を交える事により、
兄弟弟子である事を確認し合う。
『五毒拳』を観た事があるなら、
この三人が揃った時点で
メチャ頼もしい!と感じるはず。♪


倉田さん配下の忍者軍団は、
倉田さんの弟子達が演じている。

その一人、田村祐治さんが
中盤で倉田さんに命じられて
切腹するシーンが素晴らしい。☆
お茶をすすりながら悠然とそれを
見届ける倉田さんもGood。♪(笑)

黒装束のみだった忍者軍団、
次第に緑や黄色とカラフルになり、
クライマックスではキンキラキン
黄金忍者が登場。☆

そしていよいよ最終決戦!
裾からフンドシをチラつかせて闘う
セクシィなラスボス、倉田さん!
負けるな!我らが五毒衆!!

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