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『やさしい狼犬部隊』(1955)【海外映画の中の“日本”】

1950年代当時の大阪を背景に送る、
『社会福祉法人 聖家族の家』
設立にまつわる、
実話ベースのラブロマンス。

ディック・ヨークチャック・コナーズって
パッと見ィ似てるよね。アゴのラインとか(笑)
一緒に立ってるとすぐ判るけど、モノクロだと
黒髪ブロンドかの違いが頼りだ。↓

ヒロイン・木村三津子。↓

中村玉緒16歳、海外デビュー!

孤児院シスターが被ってるあのでかいコルネットって、
子供と接するには少々不向きに思う。
あんなんで子供と格闘できるんか?↓

←←←それで球場観戦やめぃ!後ろの人めっちゃ迷惑(笑)↓

大谷翔平もビックリの、MLBとNBAの二刀流を張っていた
チャック・コナーズが見せる、ダイナミックな投球!(?)
―――行け、チャック!素人連中の度肝を抜いてやれ!!☆↓

日本人同士のヒロインと父親が、他には誰も居ないのに、
とても大切な事を、なぜか「英語」で話し合う。
―――見よ、これが占領下の日本だ!
アメリカナイズドシンドロームだツ!!☆↓

あとヒロインよ!結婚の条件にな、吸い殻やマッチの
ポイ捨て厳禁を絶対条件として盛り込んどけや!(笑)


1950年代当時の大阪の、資料映像集としても価値あり。

まだ大阪市立博物館になる前の、現・ミライザ
この撮影時は大阪府警だったんじゃないの?
許可下りたの?情報がほしいな…。↓

びわ湖大津館って、歌舞伎座に似てるな~と思ったら、
設計が同じ人だったんやね。納得。↓

あと平安神宮とか、色々名所が出て来て楽しめる。↓

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