『俺にさわると危ないぜ』(1966)【忍者映画】
アキラ自身は、特に危ない奴では無かった。
悪い友人を持ったが為、たまたま
事件に巻き込まれた戦場カメラマン。
忍術家である左卜全の屋敷に居候しているけど、
アキラは弟子でも何でも無いので、
忍術が使えたりとかしない。
それにしても、あの立ち回りのアクションはヒドイ。(笑)
あんなのがカッコイイと言ってもらえる時代が
あったんですよねぇ。
女忍者軍団・ブラックタイツ!
ガムにレコード、メジャーにゴルフと、忍法が冴え渡る!♪
ただ残念、魅力には欠ける。戦闘中に
「ブラジャー外して…!」
とか言われようが全くエロくも何とも無い。(笑)
一人、また一人と、アキラの腕の中で死んでいく女忍者。
「いい娘(コ)だった…」
ただ、4人目5人目ともなると、♪チャララ~♪と
毎度同じBGMが再生される度に、
「ぶはは!またキタよ(笑)」
と、その天丼っぷりに、観客ドッと笑いのSEも
脳内で同時再生されてしまう。
ドリフのコントみたい☆
不良外人、暴力団との抗争の末、
双方、滅びの美学に殉じてゆくのだった…。
“不良外人”って古臭い言い方が時代を感じさせる。
“ギャング”ってのも今や何だか野暮ったいね。
そして、本作で特筆すべきが…
―――塗料噴射拷問!
早ぇトコ吐いちまわねぇと、皮膚呼吸できなくなって
死んじまうぜ…?(ニヤリ)
…スゴイ。初めて見た。☆(笑)
ところで、あんな塗料だらけの所で、火炎放射は
マジヤバいよ!!
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