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『サヨナラ』(1957)【海外映画の中の“日本”】

さて、タイトルの「サヨナラ」。本作において、
やはり悲恋を象徴する言葉となるのでしょうか…?

1951年の関西を舞台に、アメリカ軍人日本人女性
厳しい恋愛事情が描かれる。

歌舞伎、能、文楽など、日本の伝統芸能が多数登場。

若いマーロン・ブランドの魅力。
口元とかセクシィだねぇ。♪

歌舞伎には退屈したマーロンも、少女歌劇団にご満悦。♪
トップスターの高美以子に魅了されて追っ掛け、
許嫁をヨソに相思相愛となり、逢瀬を重ねる。

日本人女性と結婚した友人の日本家屋に入り浸り、
着流しで盆栽に水をやったり、すっかり日本ナイズ
くつろいでる所に、いきなり許嫁が現れて
目を丸くするのがオモロかった。(笑)

「タナバタを知らないのか?恥だぞ?全くガッカリだ」
…いやいや、七夕に花火なんか打ち上げないから。
星が見えんやん!(笑)

ヒロインの高美以子もイイけど、やはり本作で
アカデミー助演女優賞を受賞したナンシー梅木だね。
慎ましやかな日本人女性の鑑。こんな嫁さんほしい。♪

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