『桜NINJA』(1987)【忍者映画】
冒頭から、ニンジャワールド全開!
深夜、黒装束の一団が、重要機密の録画された
ビデオテープ(ディスクやメモリでは無い)を
遺伝子工学施設から奪取。
―――手裏剣!吹き矢!壁登り!
見よ!これが東洋の神秘・ニンジャだ!☆
田舎暮らしを悠然と満喫する、政府の司令官
(チャック・コナーズ)の元にも、度々ニンジャが訪れては
命を狙いに来るが、ハイホイ♪とばかりに、
ショットガンやマグナムで撃退する日常。(笑)
一緒に暮らしてるエアロビ秘書も、とうに慣れっこの様子。
司令官は、マッチョマン部下の青年・デニスに、
ニンジャの本拠地である台湾へ飛び、
相棒のジークンドー使い(?)・ソニーと共に、
機密テープを奪還して来いと命じる。
…なぜ日本じゃなくて、台湾?
それはこの映画が、台湾資本での製作だから。♪
中国風のお好み焼き屋や、中国風の日本茶屋で(笑)
情報を得ていく中、サクラ組配下のニンジャに
襲撃を受けるデニスとソニー。
斬りつける前に
「ハァーーーッ!!」
とか雄叫びを上げるニンジャに成す術無く、
ホーホーのテイで逃げ出す二人。
それを笑いながら見送るニンジャ達。
…え?逃がしてイイの?(←あとで怒られます)
「…おいおい、ニンジャやべぇよ!?
どうすんだよ…!」
―――心配無用!
茶屋娘のマンジが、ニンジャマスターの叔父・
スギヤマを紹介してくれたぞ。
「ニンジャに打ち勝つためには、
君達もニンジャになるのだ!」
即決で弟子となり、激しい修行を開始する二人。
胸に当てた笠を落とさない様に走り続ける訓練は、
そういや昔、学研の『忍術・手品のひみつ』でも
見た記憶がある。
時間にして、トータル3分ほどの(笑)厳しい修行の末、
見事ニンジャとなった二人は、
「オレ達ゃニンジャだぜ?へへへ♪」
とイイ気になってホテルに戻り、ベッドに寝転がって
音楽を聴きながらビール飲んでくつろぐ。(笑)
―――そこへ早速、襲い掛かる刺客!
敵に囲まれ、さあピンチ!
…だが、煙玉を炸裂させた次の瞬間!
二人は、赤と緑の装束に般若の面を装着した、
ニンジャに変身!!☆
戦隊ヒーローばりの強さを発揮して、右へ左へ
敵を薙ぎ倒していくぞ!
調子こいて…いや、勢いに乗って来た二人は、
紫装束のマンジを加えた三人で敵アジトを襲撃、
テープを奪還。
クライマックス、いよいよニンジャの頭領・
オータニとの決戦!
さすがはニンジャマスター、三人掛かりでも
かなりの苦戦を強いられる。
果たして三人は、この強敵に打ち勝つ事が出来るのか…!?
ラストで司令官が、奪還したテープを処分するんだけどね。
もちろん、普通にビーッとひっぱり出して焼くとか、
んな無粋なコトぁしないよ?
バッと真上に放り投げて、ショットガンでバァン!!☆
…って、あれ? ←←←イイのかそれ!?
なんかオカシイな…。まぁイイか。♪(笑)
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