見出し画像

『忍術御前試合』(1957)【忍者映画】

豊臣秀吉に仕える甲賀戸沢白雲斎虎若丸の、正義の陣営!vs、
徳川家康に仕える伊賀百地三太夫石川五右衛門の、悪の陣営!

九字を切り、印を結んで、
「―――きえいっ!」
「―――いえいっ!」
「んんん…―――ぬぇいっ!!」

←だけで、
瞬間移動念動力火炎幻影天候も自在に操り、
果ては、大蛇など異形の姿へと変異を遂げる。
“巻物をくわえて印を結びドロンと消える”
という、忍術使いの真髄を見ることが出来るぞ!☆

そしていよいよタイトルにもなっている、虎若丸 vs 三太夫の、
忍術御前試合大阪城で行われる。
もちろん、三太夫の計略なのだが…。
ていうか秀吉、何のメリットも無いどころか、
どうみても身に危険が及ぶのは必至である
こんな試合を良く受けたものだ。アホなの?

パッ!と消えた虎若丸を、手から放った蜘蛛の糸で封じる三太夫!
蝦蟇や虎に変身する虎若丸!
大蛇や竜に変身し、火炎攻撃の三太夫!
化け比べに一段落ついて(笑)、天守閣の上でようやく刀を抜く両者。
衣装がいきなりハデハデになるぞ!☆


―――そして、まさかの『地獄先生ぬ~べ~』!!(笑)
(鬼の手ではありません)

五右衛門役の富田仲次郎は、『ウルトラQ』に出てたね。
「ゴメスだろうと何だろうと、みんなでやりゃ何とかなる!」
の人。

子役の二人が、とても元気が良くてよろしい。
おねねちゃん、めちゃかわゆい…♪
…なるほど、純粋な子供に
「雲に乗せてよ!」
と言われたら、あの様に言い躱せば良いのだな…?(笑)

【映画レビュー】記事一覧(リンク)

この記事が参加している募集

#映画感想文

66,387件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?