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『柳生武芸帳』(1957)【忍者映画】

同じ『柳生武芸長』のタイトルを
冠していても、東映版と違い
こちらは原作寄り霞の兄弟が主人公

たかだか一万三千石そこらの柳生家がなぜ、
将軍家指南役としてここまで幅を利かせて
これたのか…?という話から始まる。

その秘密の全てが記された、三巻から成る
“柳生武芸帳”を巡る攻防戦。

もしこれが公のものとなれば、
将軍家、柳生双方に災いし、
天下が再び乱世となるのだ…!


大義よりも一人の女を選んだ、三船敏郎
「愛?人には争いだけだ…!」
などと言いつつ兄思いの弟、鶴田浩二
彼ら兄弟を皆で応援しよう!!

あと、コレだけは言いたい。

夕姫の草履を手に取り、顔前まで
持っていきながら、理性を総動員させて
匂いを嗅ぐ行為を思い留まった土屋さん
草…あ、いや、涙、涙。(笑)


今作は前編。後編の
『柳生武芸帳 双竜秘剣』
へと続く!☆

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