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『風雲急なり大阪城 真田十勇士総進軍』(1957)【忍者映画】

天地鳴動!嵐と雷を呼ぶ!
念動力に瞬間移動、何でもアリの凄いヤツ!

―――それが猿飛佐助だッ!!

屋根の上から高笑いかまして、
「エイッ!」と指先一つで、城中は大混乱だ!

丹波哲郎も、完全に霧隠才蔵オモチャと化していた。(笑)
佐助と才蔵にとって、忍術はどうやら遊び道具らしい。

こんなバケモン二人も有しておきながら負けるとは…。
一体何があったんだ?幸村。☆

まぁハッキリ言っちゃえば、佐助一人居りゃ
家康の首くらい軽々と頂戴できるのだが、
それだと話が一瞬で終わる。(笑)

地下水路をヒーハー逃げ惑う家康の足にわざわざ合わせて、
ホレホレ♪と追い掛ける佐助。

頭の傍を刃でうりゃうりゃ!とグサグサしてイジリ倒した挙句、

「その白髪首、合戦まで預けたぞ!―――ファハハハハァッ!!」

と、ドロンするのだ。☆
…どうやら幸村敗戦の一因は、コイツの増長にあるらしいな。(笑)

真田十勇士をマトモに描こうという映画は存在しないのか?
まぁ十勇士自体が創作だけど。
楽しかったのでマル!♪

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