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『Tokyo Noise』(2002)【海外映画の中の“日本”】

昔は、アラーキー南部虎弾の区別が
付いてなかったなぁ。☆(笑)

静かな自然の中では得られない刺激に満ちている東京。
彼が言うには、“望む”“望まない”を含めての
ノイズに揉まれる事が、“生きる”って事らしい。


みんなが大好きな名作ホラー、『悪魔のいけにえ』

あのチェーンソーをはじめ、発電機のエンジン音、
鉄扉を閉める「バァーン!」って音、
マリリン・バーンズが発する絶叫に至るまで、
一般には不快とされる耳障りなノイズが印象的な映画だった。

それが、これほどまでに高い評価を得て、
フィルムが美術館に永久保存とか、オカシイだろ!?(笑)
マトモに考えたら。(…私が未熟なのだろうか?)


ノイズって、活きるのに必要な空気みたいなもんなのかな。
そこから、必要となる酸素だけ抽出して摂取すればイイと。

今のZ世代は、それを上手くやってる気がする。
セキュリティ高くて歩み寄りにくいからって、オッサンは
「近頃の若いモンは…」とかボヤくのはヤメようぜ(笑)

無理にノイズの許容を避けて生きようとすると、
家庭では妻子に、職場では後輩や部下に嫌われるかもだけど、
メンタルヘルスケア事情は人それぞれなので、その辺りは
尊重されるべき所かと。☆

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