『カムイ外伝』(2009)【忍者映画】
「変移抜刀霞斬り」!
…声に出して読みたい必殺技名の、代表格だね!☆
正しくは、「夙流 変移抜刀霞斬り」。
もし不幸にも、忍びとしての宿命を負うことになったら、
一度は決めたい必殺技。
飯綱落しは自爆しそう(笑)
白土先生、『ワタリ』(1966)と違って高評価?
時代が、ようやく白土先生に追い付いたのでしょう。☆
松山ケンイチはイイなぁ。この人は何でも出来るね。♪
原作が「スガルの島」という事で、
どんなカッコイイ霞斬りや、十文字霞くずしを見せてくれるのか、
ワクワクしながら観てた。
伊藤英明は、色々と惜しいですな。
せめて、原作通りの死に様を見せてくれれば…。☆
ナレーションで説明するのは出来れば避けてほしかったけど、
山崎努は好きなので、むしろ歓迎したい。♪
「方言指導:妹尾青洸」?
スタッフロールでは見つけたのに、劇中ではどこに出てたか
全く判らなかったぞメタルダー。(笑)
『カムイ』にはもっとミニマムなスケールが合ってると思う。
舞台は寒村、登場人物は3~4人。
ここで死んでも誰に知られる事もなく、物語はひっそりと幕を閉じる…。
そんな寂寥とした世界観が。
この話はちょっと登場人物が多くて賑やか過ぎるね。
まぁ仕方がないけど。
劇場公開用ともなれば、ある程度スペクタクルな要素が
求められるし。
あと関係ないけど、先日東芝がスポンサーを降りた『サザエさん』、
『忍風カムイ外伝』の後番組なんよね。(1969年10月~)
昭和が終わり、平成が終わり、いまの令和になっても、
テレビでサザエさんを観ながら、
「これの前って、『カムイ』やってんで?」
なんて話ができると思うと、遠い昭和も地続きにあるんだな…
と、感慨深い。♪
【映画レビュー】記事一覧(リンク)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?