『くの一忍法 観音開き』(1976)【忍者映画】
山田風太郎原作とは違い、東映オリジナル作品の様だね。
“くノ一”ではなく“くの一”としているのも、その辺りへの
配慮だろうか。
ニューハーフタレント先駆者・カルーセル麻紀の魅力を
存分に堪能できる逸品となってるぞ。♪
『花の新婚!カンピューター作戦』、毎週楽しみに観ていた。
自己紹介がわりの乳ブルブルと、ドスの効いた怒声を放つ
男ネタを見るのが至福だった。(笑)
ハイライトは何と言っても前半の、女ピラニアこと橘麻紀 vs
カルーセル麻紀の、“W麻紀”によるレズプレイ!
それに続く、カルーセルと汐路章のカラミも素晴らしい。
あと、当時新人の衣笠恵子と岡崎二朗による、
敵味方のラブロマンス。
看病ついでに散々コマしといて、
「暴れるな、傷口が開くぞ!」
と押さえ込んで、また乗っかる。☆
いやぁ~、男の下半身都合には呆れるばかりですなぁ。(笑)
ロマンスや忍法発動シーンに無駄な尺を取り過ぎているのが
少々気になる所だけど、山風原作一連の映像作品群と
見比べても及第点かなと。
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