『隠密剣士』(1964)【忍者映画】
将軍家を去り、一介の素浪人として
気楽な生活を送る家斉の妾腹兄・
秋草新太郎が、柳生新陰流の剣を振るい、
泰平の世を乱す悪の忍者と戦う!
『仮面の忍者赤影』や『仮面ライダー』
などの原点とされ、子供向けとして展開した
TVシリーズ。
第三シーズンまでは観たけど、今作の映画版は
腕や脚がブッた斬られたり、串刺しなど
生々しい噴血描写も見られるね。
ていうか、この物語の背景、
子供が観てもどこまで理解できるかな…?
【あらすじ】
次々と襲撃殺害される譜代大名。
陰謀加担の大名勢連判状を巡り、
伊賀と甲賀の忍びがシノギを削る。
例によって偶然巻き込まれた新太郎が、
伊賀の忍び・霧の遁兵衛と共に、
連判状を手に、首謀者の居る尾張を目指す。
『月光仮面』大瀬康一の演じる新太郎が、
とにかく強い。優しい。頼れる。ヒーローの鑑!
終盤、威厳のある正装でキメて、将軍家として
黒幕を糾弾するシーンもカタルシス。♪
シリーズ通して宿敵を演じる、
『赤影』甲賀幻妖斎こと天津敏も素晴らしい。☆
【その他の特筆点】
▼“伊賀組屋敷”って堂々と看板上げてていいのか?(笑)
▼「―――ポンッ!☆」と、クラッカー撃って自害する
甲賀の忍び。
自爆でも、赤狼煙でもない、どう見てもただのクラッカー。☆(笑)
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