ちょっぴりシズる『地獄の黙示録』
繰り返し観る映画がいくつかあって、『地獄の黙示録』もそのひとつです。
この映画には、微妙な完成度の映画を見てしまったあと、いまひとつ価値観の合わないパーティに参加しなければならなかったあと、なんでも良いのですが、いまひとつな体験を脳の正規な記憶に定着させず、夢と誤認させて掃き出す効果があります。
マイナスの体験直後に繊細なもの体験してしまうと記憶の中でペアリングされてしまう危険があるのでタルコフスキー作品など絶対にその用途には向かないのですが、『地獄の黙示録』にはその心配が