コロナ禍を経て出社率が激減したことで座席がフリーアドレスになった。家賃が高いビルなので必要最低限な人間以外、座席を固定にしたくないという思惑が弊社にあったのだと思う。エンドの家賃より座席の方が高い。極の資本主義を見た気がします。お金欲しい。 フリーアドレスを公明正大に運用していくのはとても難しくて、何度も運用に変更が入りました。スモールスタートで手探りであるべき形を模索していくしかない。試行錯誤を経て2024年現在、WEBサイトから座席を予約する形式になった。最初はソシャ
Twitterでは宗教勧誘がどうだのという話題を毎日のように見かける。勧誘員を撃退したとか、論破したとか色々なTweetが流れていく。人間の話術の強さというのはSpeechスキルに依存したパラメータなので喧嘩みたいに強い方が勝って弱い方が負けるという結果に収束する(そうではない部分もあるけど) 自分がゴリラとしてプリセールスをやっていた時、相手が反論するであろう想定に応じたトークスクリプトが営業本部の頭の良い人たちによって作られ、それを元に練習をしていた。もちろん、人間は
人を加害するにあたって刃物を使うことに躊躇がない人は折りたたみナイフではなく、包丁やしっかりとしたナイフを持ってくる。軍人さんのようなプロがどうなのかわからないけれど、治安の悪い地域でナイフを使い慣れている人たちはだいたいそういう傾向だった(いまはわからないが) 高校時代の友人に深田くん(仮名)という不良がいて、彼はボクシングを一年近くやったあと、格闘技未経験者の不良をボコって無双していた。深田くんは学んだことを応用することが驚異的に上手いやつで、なんだかんだ上手いこと世
つい先日、シカゴP.D.シーズン6が配信となった。Amazon Primeでは配信対象になっていないが、もうこのためだけにHuluに加入した。僕にとってシカゴP.D.にはそれだけの価値がある。 シーズン5でハンク・ボイドの腹心であり親友のアルヴィン・オリンスキーが死亡した。主人公が無茶をするたび補佐をしていた万能ナイフみたいなおじさんだったので退場はないと思っていた。ぶっちゃけドラマが終わるまでレギュラーメンバーだと思っていたけれど違ったらしい。悲しい。治安の悪い地域の人
悲しいことにFacebookやInstagramにアップできるような写真がない。「南国!お金を稼いでます!圧倒的成長!仲間に感謝!」なんてと麦○ら○一○みたいに言えたらどれだけよかっただろう。 地表を這うように餌を探している自分にグラン○ラインはあまりにもまぶしすぎる。 僕にできることといえば逆ザヤを掴みにいってお金が結構減って心が無になったり、全身ナイフでグサグサになったりしながら樹液を集めるぐらいだ(でも樹液もいっぱい集めると薄いゼリーの味がします) もっと稼ぎた
プリセールス職をやっていたこともあって人間の栄枯盛衰は一通り見てきた。「成功するぞ」と言いながら人は事業を立ち上げ、最後に「まだ大丈夫」と言いながら散っていく。なんとも無常だ。中小企業の倒産率を見るといかに企業を存続させることが厳しいのか理解してもらえると思う。 事業が軌道にのって儲かっている時、人は他人に「いますげぇ儲かっているんだ」とあまり言わない(昭和成金みたいに言いまくる人もいるけど) これは妬みのタゲ集を数ターンに渡って受けるからじゃないかな。たぶん。あとは儲
一〇年ぐらい前に月姫のリメイクが決まった。一時期まったく情報が消えていたこともあって、もう月姫は出ないものだと思っていた。 一年前に休載に入ってから、まったく復帰の予兆がない喧嘩稼業のように。面白い物語が動くことなく停止するのはつらい。ちゃんと一区切りつけて物語を畳んでほしい。 もっとも奈須きのこはFGOの仕事量が多いから、他の仕事を捌くだけのリソースがないのだろうと諦めていたけれど、なんやかんやあってリメイク版の月姫が発売された。リメイク版の月姫は二ルートだけと聞いて
10年前のことになるけれど、僕が外勤職だった頃、担当していた会社が倒産した。倒産のきっかけは社長が出張中に没したからである。アレキサンダー大王みたいな没し方だったことをいまでも覚えている。 社長は絶大なカリスマ性を持っていて、さらに技術者として優れた才能があった。 外勤職時代、アル中の上司から「社長は幾つかの特許持っていて、それをうまく事業に活用して、利益へと繋げているんだ」と言っていた。アル中の上司の言葉がどれだけ本当だったのか、いまとなっては検証もできないけど、社長
最近、お仕事は『木こり』と言ってもいいぐらいたくさんの木を切った。根っからの養分気質なので、可能性に満ちている不動産を見ると嬉しくなってしまい皮算用で買ってしまう。 養分な物件に手を出すと親族から「前も買ったじゃん」と言われるけれど「おぼろげながら見えてきたんです。この物件を買うことによっての利益が……」と小泉進次郎のように説明をすることしかできない。 雑な認識でも立地と価格さえしっかりしていれば、ある程度どうにかなってしまう(そこがだめだと出口がなくて死ぬんだけど)、
インターネットでよく見かける頭が良い人は、頭が悪い人を騙せると無邪気に信じている(教養について何度もTweetする人たちがその最たる例だと思っている)、でも現実はなかなか複雑で、頭の良い人と悪い人の関係はfgoにおけるフォーリナーの相性に似ていて、攻撃力が低くHPが少ない方が先に死ぬ。頭の良し悪しよりもHP(心の耐久性)の高さと攻撃力(話術)が重要で、長い時間考える思考能力よりも、瞬間的にベターを手繰り寄せる思考をする人類が強くて、どちらかといえば格闘技に似ているのだけど、
ゴリラを辞めてからかなりの歳月が流れた。僕がゴリラだった頃に比べると比較的、コンプライアンスやらの意識が向上して、ゴリラたちの環境も改善した部分があると思う。 僕がゴリラをやっていた時は、上司が叫びを上げながらゴミ箱を蹴飛ばす、拳をデスクに叩きつけて絶叫、タイマンで会議室で翌日のクロージングの詰めということが多々存在していた。ちょっと書けないような詰めもあって、なかなかエキサイティングだったけれど、地獄のような日々を経験したおかげでこいつの詰めは大したこと無い。詰めエアプ
つらい時に酒を飲むとつらい気持ちが消える。世界の解像度が低くなることで、つらさから一時期的に逃れることができるので、人類はつらいことや苦しいことがあったりするとつい酒を飲んでしまう。酒を飲みながら味付けの濃い食べ物を摂取している瞬間だけは悩みから開放される。これが本当によくない部分で、飲酒+食べ物のコンボを繰り返していると肝臓と腎臓の値がすごいことになってしまう。美味しいものはだいたい身体に悪い。悲しい。 僕が酒を断って約1年になる。そのあいだに健康診断を受けたら面白いぐ
そこそこ働いて色々な船(職場)に乗ることがあった。何回か沈みゆく船に乗って限界まで限界まで頑張ったけど、泥舟は泥舟なのでさまざまなものを巻き込みながら沈んでいく。悲しい。頑張っても救えるものには限界があるんだ。そして組織という大きな生き物はひとりの人間の頑張りだけでどうにかなるほど甘くない。 船が沈んでいく時は本当に救いがなくて、人は消える前にさまざまなものを略奪していくので、先週あった備品が今週無くなっていたり、帳簿上存在しているはずの物品が存在していなかったりする。
2021年が始まって4週間が経過したけれど、年が変わったから世界の状況が劇的に変化するわけでもなく、ワクチンが行き渡るまでは当分のあいだこの閉塞した状況が続くのだろうと思うと陰鬱な気持ちになる。 2020年は人生史上マジで人と会わなかった年で、2月以降はほとんど会社に出社しなかった。1回、PCがマジで電源が入らなくなって、ヘルプデスクへと持ち込み対応をしたぐらいだ。僕が勤めている会社へは駅から地下街を通ってアクセスすることができるのだけど、オフィスまでの地下街にあれだけあ
職場のきらきら星人たちは毎日遅くまで仕事をする。そんな遅くまで仕事をしていたら死んじゃうんじゃないかと貧弱な僕は思うけれど、AP(アクションポイント)の値が根本的に異なっているのかもしれない。 きらきら星人はめちゃくちゃ残業をしたあとで難しい資格の勉強をしたり、通信制大学または大学院の講義を受けたりする(士業の資格取りましたみたいな報告をよく聞く) 本当に同じ人間なのか疑わしいけれど、きらきら星人たちはバリバリに仕事をしたうえで遊びも全力だからすごい。純粋に尊敬してしま
B-29。ミリタリ分野にまったく興味がない人でも日本人なら誰しもが耳にしたことがあると思う。たぶん日本人の中で軍用機の中で一番知名度が高いのだろう(実際に画像が脳内に思い浮かぶかまた別として) 銀色に輝くボディは鏡のようにきらきらしていて、問題点はいくつかあるけれど高高度での飛行を可能にする四発の力強いエンジンと、開放的なコックピットと、悠々と飛行する大きな機体は見る者を魅了する機能美があるように感じる。 実際に空襲に遭った僕の祖母たちもB-29に対して複雑な感情はある