甘夏搾りながら思ったこと
鍬で小さな畑をうなり、
とれたての野菜を娘夫婦や孫と味わう。
腰が痛ぇ、と言いながらも
「これが楽しみでねぇ」と笑う。
そんなばあちゃん良くね?
すごく良いよ。なりてぇよ、そんなばあちゃん。
だーれも帰ってこないんじゃ
なれないけど。
自宅に1本の甘夏の木がある。
たった1本でもたくさんの実をつけ、
ご近所さんやお世話になっている人たちへおすそ分けしたり、
娘らに送ったりしている。
だんなが独自のルートで金に換えていて出荷もしていて大活躍なのだ。
どうしても物置の屋根に上