眼球のポテンシャル

世は年度末ですね

私も例に漏れず、超スーパーウルトラ社畜DX(デラックス)な日々を送っています

そんな中で先ほど起こった事件をお伝えします

メイクをし終えてよし会社に行くぞとなったのですが、なんだか左目に異物感を感じました


コンタクトずれたのかな、と思い鏡を見ると驚愕しました


黒目をぐるっと一周するように長い髪の毛が目の中で渦巻いている…!!!!!



「ウワァーーーー!」って声だしましたアラサーなのに



眼球のなかで長い黒い髪の毛が渦巻いてるの、想像できないと思いますが死ぬほど怖いです



私の絶叫を聞きつけた彼氏が「どうしたの」と洗面所にやってきました


彼氏は中性的な顔立ちをしており見方によっては女の子みたいなのですが、ここ最近明らかに老けてきたなと心の中で思っていました。
気が動転していた私は「ウワー!知らないおばさんが来たァー!」と普段から少しおばさんっぽいなと思っていた本音を叫んでしまいました


彼氏は悲しそうな顔で洗面所を去りました


味方がいなくなった今、一人で戦うしかありません

私と髪の毛との一騎打ちです


私は満を持して、髪の毛を指先でつまんでみました


間違えて白目のところをつまみ、白目がブミッ!と伸びました

「ヒィィーッ!!!」


圧倒的にうるさい


洗面器にお湯を張ってその中でまばたきをしたりしましたが一向に取れる気配がありません


アニメのキャラがハンマーか何かでたたかれて頭の上にひよこが飛んでる時くらいのありえない眼球の動かし方をしてもダメです。なんなら、動かし方が悪かったのか髪の毛のほとんどが眼球の裏側に入り込んでしまい、状況はさらに悪化しました


私はこのまま、この髪の毛を左目に含んだ状態で生きていくしかないのか……


絶望的な気持ちになりました

このままでは、世間に顔向けできない

でも、あることを思い出しました

私はこんな時、いつもインターネットに助けられてきた…ッ!!

インターネットで「髪の毛 目から出す 方法」と調べると「濡れた綿棒で掻き出す」というわりと強引な方法が紹介されていました

私は家にある中でいちばんいい綿棒をだしました


ぬるま湯で濡らし、左目をかっ開き、わずかに眼球の裏から出ている髪の毛の先端をゆっくり撫でました


すると、毛の先端らしきものがズズズと出てきます


この時点でめちゃくちゃ痛いのですが、あと一息!と思いズズズを続けます


私の頭の中には完全にZARDの「負けないで」が流れていました


そしてついにその時が来ました




取れたァーーーー!!!!


毛の長さエグっ!!!!!



あと相変わらずの写真の下手さ!!!!!!
※インスタで下手メシのアカウントをやっています


そんなこんなで無事に眼球から髪の毛を取りのぞき、平穏な日常を取り戻したのでした

強靭な眼球を持つ私だからこの方法で済みましたが、みなさんはくれぐれも異物混入したときはすみやかに眼科に行ってくださいネ


⦅本日の一曲》
THANK YOU MY GIRL / くるり


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