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焦らない=行動しないことではない。

私は最近、なんだか焦っています。

それは、

外部環境によるものなのか、
年齢が30歳に近づいてきたからなのか、
自分に自信が持てないからなのか。

焦りや劣等感といったマイナスエネルギーは、
ときに大きな力を発揮します。

負けたくない。
見返してやる。
今の暮らしを変えてやる。

ただ、マイナスエネルギーは、
車のガソリンのように使えば減っていきます。

そして、

人によっては燃費が異常に悪かったり、
ガソリンの種類を変える必要がでてきます。


私のガソリンが、切れかかっています。

何をこんなに焦っているんだろう。
もう少し気楽に生きていこうかな。
無理に行動しないでもいいじゃないか。

そんな弱音を吐きながら、
自分を納得させようとしていたとき。

ある本のこんな一文に出会いました。

焦ることが駄目でも、反対に行動しないという選択肢をとることは一番駄目なことだ。

お笑い芸人の山里亮太さん
(南海キャンディーズ)の自叙伝です。

まだ読了前ですが、
ビシビシ心に刺さっています。


自分が天才だと思っていた過去、
本物に出会って挫折を味わった過去、
そこからの血の滲むような努力。

巧みなワードセンスによる言葉の銃弾は、
情景と感情をくっきりと浮かび上がらせます。

この本には、汚い部分も含め、
「こころ」が詰まっています。

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もう一文、紹介します。

脳内にはありとあらゆる過去の自分の失敗や、他人の成功などを引っ張り出してはゴールを目指さないように囁いてくる〝逃げさせ屋〟が現れる。
そいつが頭に出てきたときには、シンプルに「うわ、逃げさせ屋が来た。じゃあこれを無視したら何者かになれるんだ!」と声に出して、作業に取り掛かる。これで倍進んでいけた。

山里さんは、天才をあきらめました。
でも、人生を歩むことはあきらめませんでした。

すごく、かっこいいな。


「焦る」の反対に「行動しない」を置かない。

まずはここから、はじめよう。


かっこいい自分になるために。
人生をあきらめないために。

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