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iPhoneのカメラロールにロケハンの写真大量に溜まりがち女子。ディレクター加藤です。

note書いて!ディレクターっぽい話なら何でもいいから!と言われ、テーマ広すぎるなー何かあるかなーとカメラロールを見返していたら、私のカメラロールがほぼロケハンの時に撮った写真しかない事に気づいたので、今回はロケハンで撮った写真から番組制作のちょっとした裏側をご紹介できたらと思います。

まず簡単に自己紹介。シオン入社8年目。
今は「THE突破ファイル」と「ニノさん」でディレクターをしています、加藤です。突破ファイルでは、主に再現ドラマの撮影を担当していて、それ故にカメラロールがロケハンの写真だらけになっているのです!
というわけで今年6月のカメラロールがこちら。

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(ロケハン帰りのPAで口内炎が痛いのに間違えて辛いラーメン頼んでしまいテンション下がっている藤田ADも入ってます)

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この時は滝がメインの撮影場所になるネタを担当したので、カメラロールが滝と岩場のオンパレードです。(30歳女性のカメラロールが、こんなに岩場ばかりなの嫌ですね)

こちらの理想の見た目をしていて、なおかつ撮影可能な滝を見つけるのは中々大変で、

滝までの道が険しすぎて機材を運ぶのが大変だからNG!
水の量が多すぎて滝の上で撮影できないからNG!
この滝の形状だとドラマの内容と辻褄が合わないからNG!  …等々

やばい、これ撮影できる場所無いんじゃね?と一抹の不安がよぎったものの、ADさんが関東近郊の滝を散々調べてくれて(本当にありがとう)最終的に素晴らしい場所が見つかったので無事撮影できました。が、このロケは本番もかなり大変でした。

メインの撮影場所は岩場で足元も悪いし、滝が流れているから地声では声が聞こえなくて、私はずっと拡声器持って指示出し。(ロケの中盤から右手首やられた)

演者さんは水の中に入ってビショビショで寒いし、待ち時間も岩場だったので相当しんどかったと思いますが、皆さん嫌な顔一つせずノリノリで「もうちょっと水かかった方が良いですかね?」と自ら水に濡れていってくれたり、怖いはずなのに滝を登ってくれたり、本当に良い人たちすぎて泣けます。

技術さんも、より迫力のある画を撮影するために命綱をつけて岩場の上から体を張った撮影をしてくださったり、水の中に入って撮影してくださったり、、、そのプロフェッショナル魂は本当に頭が上がらないです。スーパーリスペクトです。

このロケに限らず突破ファイルの撮影は大抵大変なのですが(笑)
みんなが良い物を作ろう!面白い物を作ろう!と前向きに撮影している現場は本当に楽しいですし、この仕事をやっていて良かったなぁと思う瞬間です。

もうやばい!しんどい!と思う時もそりゃありますが、自分が作ったVTRをスタジオであの内村さんが見てる!(私は幼稚園の時に内村さんが大好きで「ウッチャンと結婚する~」と散々言ってました)全国放送でたくさんの方々がみてる!と思うとその嬉しさで、しんどかった事がチャラになります。不思議ですね。

この仕事はゴールが全部「面白い」に繋がっているから楽しいです。
面白い事が好きだったら誰でもできる仕事だと思うので、少しでも興味がある方は、足を踏み入れてみて下さい!!!

株式会社シオン
ディレクター
加藤杏

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