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介護は柔道やプロレスではありません
どうも、ご無沙汰しております。いろいろ考えた結果、noteを書く目的は気分転換だったので、今後は不定期に書いていきたいと思います。
復帰初の記事は、介護技術の話にしようと思います。
現場職員でもご家族でもよくある質問は、重たい高齢者を抱えるのが大変でどうしたらいいですかという話を聞きます。その場合に、最初よく勧めるのはボディメカニクスという技術を説明します。興味ある方は下のホームページを見てください。
簡単に説明すると身体構成をうまく活用し、てこの原理とかでうまく動かします。
重要なのはここからです。これでも動かないですということは多々あります。
当たり前です。そりゃ、新垣結衣さんくらいの体格の人がボブサップを抱えられるなら介護職よりも格闘家に転職することをお勧めします笑
では、どうすれば良いか?答えはありきたりだけど中々言えないものです。一人で解決しようとしないというのが私の答えです。えーっていう人もいるかと思いますが、介護職も介護の講師もこの答えを言い切る人がいないことこそが問題なのかも知れません。
だから、緊急時であれば人に手伝ってもらうということとかが考えられます。
また、方法をいろいろ試行錯誤してもどうにもならないなら、私とかがお勧めするのは理学療法士に相談するです。そうして今後の方法を検討します。
ちなみに経験上一番抱え上げるなどの行為で難しいタイプの高齢者は、体重よりも身長のある高齢者です。(性格とか認知症は別ですが笑)
もう一つ大事なことを書きたいと思います。特に若い男性の介護職に見られがちなのですが、力技で抱え上げたりする人がいます。
力技は緊急時以外はダメです。力技で行うと抱えられたりする高齢者が痛いです。
何しろ握力で服を掴んでいたりするから着ている服に締め付けられるし、抱えられるのも腕とかによる締め付けで体に圧迫感を感じます。
だから、緊急で対応しないといけない場合はいろいろ考えても難しそうなら力技でその場は乗り切ることは大切だと思います。しかし、その後はリハビリの専門職に相談してどのようにしたら良いか方法を考えることがより大切だと言えます。
そして私のような介護職には次の一言を伝えたいと思います。
介護職は専門的なことに特別秀でていることは何もない。でも、常に身近にいるので一番本人の変化に気付けるのが介護職であり、その変化に対してどの専門職に相談すれば良いかが分かることこそが重要である。
私はそう考えております。皆様はどう考えますか☺️
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