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人として…音楽家として、今できる事。

コロナ禍で起きた豪雨災害。
YMCAせとうちさん、MIDさん、OMSさんの協力を頂き、
8月30日(日) 18:00~ 日本福音ルーテル教会 岡山教会 
で歌わせて頂きます。

 令和2年7月豪雨被災者支援 リアル×配信コンサート企画
『ソプラノ 慶児道代 チャリティーコンサート』

非常に貴重な機会を頂けた事に感謝しております。
何かしたいけれど…どうしたら良いのか…とニュースを見る度に思っている方、私だけではないと思います。コロナ禍で起きた災害。

これまで、3度のリサイタルでご一緒させて頂いた石井里乃さんをピアニストにお迎えして、限定30名の観客を動員してのコンサートとなります。
コンサートは、TwitCasting(ツイキャス)を介して配信され、終演後も2週間視聴可能となっておりますので、リアルタイムでの鑑賞が難しい方は是非こちらでご覧頂ければと思います。

今回は、プログラムに乗せた私の想いについて、少しお話させてください。

プログラムは、3つのブロックに分けております。

◎1stブロック:『自然と私達』
- レスピーギ/ 歌曲集「森の神々」(全5曲)

森の牧羊神と妖精の世界を描いた作品です。お互いの領域を犯すことなく共存していた牧羊神と妖精が 交流を始め...、一線を超え...、終曲で 森は死んでしまいます。
最初の2曲は、牧羊神の住む世界、不格好で滑稽な彼らの様子が音楽から感じられます。続いての2曲は、妖精の世界。前の2曲とは打って変わって透明感のある世界になります。そして、終曲。たそがれと名付けられたこの曲、1日の終わりではなく、森の終わりを描いています。
無くなっても尚、そこここにかつて存在した牧羊神の影を残しながら…。
何か、現在の地球や我々人類に語り掛けてくる内容の歌曲集で、4/4に予定していたリサイタルでも歌う予定だった歌曲集です。
強制的に立ち止まらざるを得なかった私達、今こそ、それぞれの在り方、生き方、共存という事について考える時なのかもしれません。

◎2ndブロック:『被災地に寄せて』(熊本ゆかりの歌)
-五木の子守唄、おてもやん...ほか

日本全国で被災された皆さん、幾ら危険にさらされても、その地に長く住んでいると、何があってもそこから離れるという事は考えられないという話を聞きます。今回の災害で一番大きな打撃を受けた熊本県ゆかりの歌を通して、その地に息づく魂に触れ、土地と人々の暮らしがまた元の様に活気づいてくれる事を祈りたいと思います。

◎3rdブロック:『生きる支軸』
-ドヴォルザーク/ 歌曲集「ジプシーの歌」(全7曲)

定住地を持たないジプシー達を支えてくれている音楽。
どこへ行っても、どんな状況であっても、彼らが誇り高く生きていけるのは、魂のより所である音楽を持っているから。
自分の信じるもの、大切に思う物、それぞれが魂の内側に持ち続けている『それ』を決して手放すことなく、持ち続けて欲しいと願います。
最後に自分を奮い立たせてくれるのは、『それ』だから!

被災地の皆様へ、そして、このコロナ禍で暗中模索されている 全ての方へ、このプログラムでエールを送りたいと思っております。

チケットの発売は、リアル&配信共に、明日8/13(木) 10:00~
となっております。

リアルチケットの購入方法⇩⇩⇩
・ぎんざや(岡山市)
岡山市北区表町1-10-35 TEL: 086-222-3244(定休日:無)
・富士のやミュージックギャラリー(倉敷市)
倉敷市中央1-6-4 TEL;090-8819-7346(定休日:火・水曜日)
※チケットの発売スタートは8月13日(木)のAM10時となります。
※チケットのお取り置きは、メールで承ります。
furuichi@madeindream.co.jp(MID古市宛て)
「8月30日チャリティーコンサートチケット希望」として、お名前、連絡先、枚数をお知らせください。
当日、チケット代を受付でお支払いいただき、チケットをお受取ください。
尚、限定数のコンサートですので、キャンセルはご容赦ください。

配信コンサートのチケットは、こちらから⇩⇩⇩


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