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2024年上半期の映画ベスト10を選びました。

今年も早くも6ヶ月が立ち、残すところ半分となりました。 毎年恒例ではありますが、上半期のベストムービーをご紹介します。 1.「#夜明けのすべて 」 #松村北斗 #上白石萌音 🎞この作品を語るのに、あまり言葉は要らないように思います。 ただ、心で感じる映画でした。また、観たいなぁ。多分、年間でもベストじゃないかなと思います。 2.「 #悪は存在しない 」 #濱口竜介 🎞一見すると、なんだか余白の多いの作品のようにも見えるけど、物凄いものを観たという気持ちがずっとあるので

    • Coldplayの「feelslikeimfallinginlove」を聴いたら、自然と涙が溢れてきた。

      歌を聴いて、涙が溢れてくる。 久々に、そんな歌に出会った。 コールドプレイの新曲「feelslikeimfallinginlove」を聴いて。 僕は、やっぱり世界で一番、コールドプレイが好きだなぁと思った。 2021年に「Music Of The Spheres」がリリースされた時、クリス・マーティンは、 コールドプレイのアルバムは2025年にリリースされるものが最後になると、その活動のビジョンを語っていて。 この曲のリリースは、その活動のフィナーレの幕開けを飾るものなのか

      • 映画「関心領域」の中から見えた、意識と無意識の境界線。

        最近、もう本当に洋画を観なくなってしまっていて。 これは、完全に自分の偏見なのですが、 今の自分にとって、海外の映画から感じ取れるものは、 凄く少なくなってしまっているんじゃないかという。 そんな感覚が、ここ数年ずっとあるので、 何か意識的に避けてるような気がしたりもしているんですよね。 なので、この「関心領域」も、本当は全然観る予定は無かったんですよね。 でも、この作品を観た方の考察が興味深かったり、周囲の映画好きの後輩に、 「アレ、観ないんですか?」とか、「感想を聞いて

        • 今泉力哉監督の「情熱大陸」を見て、何故、監督の作品に惹かれるのか、少しわかった気がした。

          今泉力哉監督が、「情熱大陸」に出演する事は、監督のSNSで知った。 その出演が決まった時の監督のコメント。 「情熱ないんですけど、いいんですか?」 ああ、この返しが今泉監督だなぁと思いつつ、新作映画の「からかい上手の高木さん」も、公開初日にチェックして、放送日、リアルタイムでチェックしました。 でも・・・。 もう、全然足りなかったですよね、放送。 もっともっともっと話、聞きたかったです。 撮影現場の雰囲気とか、監督の佇まいとかは、想像していた通りの部分もあったし、 俳

        2024年上半期の映画ベスト10を選びました。

        • Coldplayの「feelslikeimfallinginlove」を聴いたら、自然と涙が溢れてきた。

        • 映画「関心領域」の中から見えた、意識と無意識の境界線。

        • 今泉力哉監督の「情熱大陸」を見て、何故、監督の作品に惹かれるのか、少しわかった気がした。

          心が辛く、衝撃的だった映画「ミッシング」。それでも、俳優陣の演技は、素晴らしかった。

          5月21日に映画館で観た後の感想に、5月28日にパンフレットに掲載されていた、 本編のシナリオを読んだ後の感想を追記しました。 【2024年5月21日】 本編が始まって、最初の数分。 オープニングを観ただけで、もう、これは駄目なヤツだと直感がして。 その予想通り、自分にはちょっと駄目なヤツでした。 この作品は、良い作品とか、良くない作品とか、そういう所では語れないですね。 そして、それは、自分の立場上、そう感じるのかも知れないです。 自分も。 小学生のまだ幼い娘を3人

          心が辛く、衝撃的だった映画「ミッシング」。それでも、俳優陣の演技は、素晴らしかった。

          「nanaで、歌うたいが歌った、365日分の歌たち」

          2023年の5月22日に、初めての歌を録音して投稿してから、 今日で、nanaを始めて1年が経ちました。 その間、歌ってきた曲は、コラボした曲も合わせて、378曲となりました。 365日間で、378曲。 1日1曲以上の曲を、歌ってきたんだなぁ。 nanaで歌うようになって、自分でも良かったなぁと思う部分は、 やっぱり、歌って録音した、自分の歌を、客観的に聴けるという所。 ここが、本当に自分にとっては、勉強になりました。 自分は、かなり上手く歌えていると思っていても、

          「nanaで、歌うたいが歌った、365日分の歌たち」

          KEANEの「HOPES AND FEARS 20」。20年経っても色褪せない、珠玉のメロディたち

          もう、ほんと、これが究極の美メロだと思う。 20年前にリリースされた、キーンのデビューアルバム「HOPES AND FEARS」。 このアルバムを形容する言葉は、ただひとつ。 本当にメロディが素晴らしいんですよね。 ほんと、それだけ。 特に僕が大好きなのは、 「Somewhere Only We Know」と、 「Bend And Break」と、 「Everybody’s Changing」と、 「This Is The Last Time」の4曲。 もう、ほんと素晴

          KEANEの「HOPES AND FEARS 20」。20年経っても色褪せない、珠玉のメロディたち

          いつか、大自然の中で、聴きたい歌声。歌手・松田千明さんのファーストシングル「3分間のハロー」によせて。

          歌手・松田千明さんの歌声が、とても好きだ。 今年の初め頃、ふとSNSで見かけて、 「いい声だなぁ」と思って、なんとなくフォローしてみて。 そんな中、配信のライブの告知が、たまたま通知で入ってきたので、なんとなく入ってみたら、ライブで聴く歌もとても良かったし、何度か参加するうちに、リクエスト曲を歌ってくれたり、ファンのコメントやメッセージにも、快く対応してくれていたり、そんな温かな人柄もいいなぁと思って、良く配信を聴きに行くようになったんですよね。 そんな、彼女の声の魅力。

          いつか、大自然の中で、聴きたい歌声。歌手・松田千明さんのファーストシングル「3分間のハロー」によせて。

          Coldplayの配信ライブを見て、メッチャ後悔しまくった日。

          「Coldplay Music Of The Spheres: Live at River Plate」 これはもう、見たら絶対に後悔するだろうなぁと思っていたんですが、 案の定、見ている途中から、後悔しまくり。 「やっぱり、見に行きたかったぁぁぁあああああっ」 と、去年の11月、自分の誕生日に東京ドームで来日公演をしてくれたのに、 見に行けなかった事を、メッチャ後悔してしまいました。 今回のColdplayのライブ、「Music Of The Spheres Tour

          Coldplayの配信ライブを見て、メッチャ後悔しまくった日。

          「第47回日本アカデミー賞」授賞式を見て、今年の日本映画に思ったこと。

          第47回日本アカデミー賞の授賞式を3月8日に見ました。 日本映画が大好きな自分にとっては、毎年、凄く楽しみにしている映画賞。 今年も事前に受賞予想の記事も書いたのですが、結果はどうだったのか。 そして、その感想を書いて行きたいと思います。 🎦作品賞🏆「ゴジラ -1.0」 #怪物 ゴジラ-1.0 #こんにちは母さん #福田村事件 #PERFECTDAYS 💬個人的には、「PERFECT DAYS」が持ってくかなぁと思っていたので、「ゴジラ」の受賞については意外な感じもしたけれ

          「第47回日本アカデミー賞」授賞式を見て、今年の日本映画に思ったこと。

          「ドラゴンボール」の思い出。

          「ドラゴンボール」は、連載がスタートした時から、好きな漫画のひとつだった。 でも、大好きでは無かったと思う。 その当時は、ジャンプの黄金時代で、僕は「キン肉マン」と「キャプテン翼」が特に大好きで、その他にも「北斗の拳」や「聖闘士星矢」や、「銀牙」など、面白い漫画が沢山あったので、「ドラゴンボール」は、好きだけど、大好きという程ではない、そんな漫画でした。 でも、連載開始から、ずーっと面白かったなぁ。 悟空が少年時代の頃も、アニメを毎週楽しみにして観ていたし、 ファミコンソ

          「ドラゴンボール」の思い出。

          大好きな映画「THE FIRST SLAM DUNK」を、小学生の3人娘に見せてみた。

          「THE FIRST SLAM DUNK」 もう、すっごい好きな映画だ。 なので、映画館にも2回観に行ったし、今回2月28日に、ソフト化されるのも、ずっと楽しみにしていたので、もう早速レンタルして来ました!! 久々にGEOとTSUTAYAに行ったけど、GEOの方は全部レンタルされてて、TSUTAYAで最後の1本だけ残ってたBlu-rayを貸りて観ました。 やっぱ、人気なんだなー。 最後に映画館で観てから、もう1年以上経ってたものだから、久々の「SLAM DUNK」。 あれ

          大好きな映画「THE FIRST SLAM DUNK」を、小学生の3人娘に見せてみた。

          当時3歳。今は23歳になった甥っ子と、20年振りに「仮面ライダー555」と再会してきました。

          「仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド」 2003年の9月、僕は当時付き合っていた彼女から、突然別れを告げられた。 その恋は、人生最大の恋だったから、それは、則ち人生最大の失恋でもあった。 その年、まだ小さかった自分の甥っ子が観ていたのが、この「仮面ライダー555」だったんですよね。 この「仮面ライダー555」は、大人でも楽しめるような、メロドラマの要素や、善と悪の間で揺れ動く、登場人物たちの葛藤などが、ドラマティックに描かれていて、毎週凄くいいシーンで終

          当時3歳。今は23歳になった甥っ子と、20年振りに「仮面ライダー555」と再会してきました。

          映画「夜明けのすべて」に出会えて良かった。

          とても、いい作品だったと思います。 でも、観ている間は、あんまりそんな風には思っていなくて。 エンドロールが流れた、その時からゆっくりとジワジワというか。 ああ、これは映画の終わりではあるけれど、 ここから、始まってくんだなぁと、そんな思いを巡らせて。 それでいて、心は晴れやかで、優しく、温かく。 本当、いい映画を観たなぁという、そんな気持ちのまま、 観終える事が出来て、とても良かったです。 今日は公開から2日目で、上映後に舞台挨拶の配信がありました。 その配信の時間中も

          映画「夜明けのすべて」に出会えて良かった。

          この冬、ダマされる?「エッシャー 不思議のヒミツ」展を見てきました。

          地元の佐川美術館で実施中の、エッシャー展を見に行ってきました。 オランダの版画家、M.C.エッシャー(1898-1972)の初期から、代表作に至るまでの作品を150点以上展示。 そして、今回の展示は、写真撮影がOKということだったので、気になった作品を幾つか撮ってきました。 でも、当然の事ではあるんですが、その細微な所までディテールに拘られた、その作品に描かれた世界は、写真では、なかなか伝わらないものがありましたね。 やっぱり自分の目で直に見てこそだなぁと思ったし、ひ

          この冬、ダマされる?「エッシャー 不思議のヒミツ」展を見てきました。

          第47回日本アカデミー賞を占う

          第47回日本アカデミー賞の優秀賞が発表されたので、毎年恒例となりますが、 今年のノミネートの中から、最優秀賞の受賞作/受賞者がどうなるかを、自分なりに占って行きたいと思います。 🎦作品賞 #怪物 ゴジラ-1.0 #こんにちは母さん #福田村事件 #PERFECTDAYS 💬正直、今回僕は、「PERFECT DAYS」は洋画として考えてたので、日本アカデミー賞の選考には入って来ないと思ってたんですよね。でも、やっぱりここが受賞しそう。 自分としては、去年、1番良かった作品の「

          第47回日本アカデミー賞を占う