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セールス・グロース・マガジン

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売上アップや事業成長のヒントが得られるコンテンツをアーカイブ。読んで学べる、実践できる記事を厳選してご紹介します。
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#デザイン

ターゲット設定→クリエイティブ制作→検証テストまでの10STEPワークシート

こんにちは。nanocolorの川端(@nanocolorkwbt)です。 不安定で正解がなく複雑で曖昧。お客様目線が大切と言われますが、これってとても難しくないですか? 年齢や趣向、ライフスタイル、抱えている悩みだけで人を理解しようとしても到底無理です。大げさな表現をすれば人生の歩み方によって選択するものは大きく異なります。その事に気づいた時、今まで仕事で作っていたターゲット像ってどれほど曖昧なものだったのかと思い知らされました。 現代のビジネス環境はVUCA「Vol

自分の価値観をシェアするとチームは少し変わるかもしれない

wevox values card が発売されて1ヶ月がたちました。 色んな方々が使っていただきおかげさまで、かなりの反響をいただいました。価値観シェアするという些細なことの価値がチーム作りにとても重要だという発見もありました。 wevox values cardを作った経緯はこちら👇 このカードゲームを通じて価値観のシェアが起こることがチームを1歩前に進める重要な要素なのかもしれません。 ❶ 世の中には色んな価値観がある。チームの中にも色んな価値観がある。 wev

"すべてのビジネスマン必読の日本型CIの父" 中西元男「コーポレート・アイデンティティ戦略」

読書メモ#6です。 自ら「デザインを切り札とする経営コンサルタント」を標榜し、NTTやマツダ、キリン、ベネッセなど錚々たる日本の大企業のCIを手掛け、企業の社会的意義を美的観点から再定義してきた日本のCIの父、PAOSグループ代表中西元男さんの著書です。あまり本を読み直さない自分が何度も読み直しているバイブル的な本で、もしお金があれば自分の会社に配って回りたいほど膨大な熱量と感動を内包している本でした。 なお、この本はエイトブランディングデザインの西澤明洋さんのセミナーで

デザインツールの種類と選び方(特にUIデザインツール)

こんにちは、ajikeデザインチームです。 弊社はデザイン会社なので様々なデザインツールを使用してきました。 これまでデザインツールといえばAdobeの一強でしたが、最近では様々な企業から展開されており、一体何を使えばよいかわからないという状況に陥っている方も多いのではないでしょうか。 今回は初めてデザインツールを触る方に向けてツールの種類と選び方をご紹介します。 デザインツールの分類デザインツールは用途に応じて様々な種類がありますが、大きく分類すると、次のようになるかと

場違いなデザインこそ未開の地を切り開く

今回は、デザインにはまだ未踏の領域があり、その領域を攻略することでデザインの付加価値が高まる、という記事です。 私がまだ大学生だった頃、20XX年には、デザイン、アート、音楽などすべての文化的なアイディアは出し尽くされる、という話をよくしていました。 2020年現在、まだアイディアは枯渇していません。しかし、ほとんどのデザインはオマージュ(敬意を込めた模倣)によるものが多く、完全に新しいデザインは生まれにくくなっているかと思います。いくつかの業界を例に紹介します。 今まで

そもそもUXリサーチとは何なのか

プロダクトマネージャーとして見よう見まねでUXリサーチを始めてから、UXリサーチって面白い!とハマった私はメルペイにUXリサーチャーとして転職しました。 特にここ1年間はUXリサーチをがっつりやってきて、自分の中でUXリサーチという言葉の定義が広がりアップデートされてきたので現時点での私個人の定義をまとめてみたいと思います。 UXリサーチはUXデザインの一手法UXリサーチは、大前提としてUXデザインの一手法です。UXリサーチを通して解決すべき問題を定義したり、仮説を検証し

地方の飲食店がコロナを機にDXを実現した話

私は、新潟在住で東京のデザイン会社に在籍し、フルリモートで働くプロジェクトマネージャー兼テクニカルディレクターです。 (私の仕事について詳しくはこちら↓) 仕事柄、様々な事業ドメインのパートナー(クライアント)さんのビジネスと向き合い、課題解決を行っていますが、飲食店経営の旦那さまの仕事については横目で見つつ、「異業種なのでお互いそっと距離を置く」という家庭方針でした。 しかし、コロナを機に3ヶ月給料ゼロ、毎月出ていく固定費は数百万、国の補助金で数千万円の借金(利子付き)

UIデザイン本で書いた「UIをデザインする前の心得」をnoteで公開

共著で『はじめてのUIデザイン』を出版しました。僕はUIをデザインする前の心得を書きましたが、一部有料で全文公開してみます。 Twitterでも評判良く、僕以外の章は実践的な内容も多いのでまだの方はぜひ購入してもらえると嬉しいです。 この章では、UIをデザインする前に意識しておくと良いことについて紹介します。ビジュアルデザインや情報設計のさらに前段階の心得として読んでください。 この章のゴール ・新規サービス開発の流れを理解する ・チャレンジするモチベーションが湧く

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アクティブラーニングから見るオンボーディング

オンボーディングとは何かオンボーディングとは、組織の社会化とも呼ばれ、新入社員が組織の一員として、活躍するために必要な知識・スキル・行動を身につける仕組みのことです。 このプロセスには、新入社員を新しい仕事や組織に紹介するための正式なミーティング、講義、ビデオ、印刷物、コンピュータベースのオリエンテーションなどがあります。研究では、これらの手法が新入社員にとって、仕事の満足度の向上、仕事のパフォーマンスの向上、組織のコミットメントの向上、職業上のストレスや辞める意思の減少など

問題解決に追われるのはもうやめよう #突破するデザイン

日々の会議で繰り広げられる議論、進捗遅れへの対策、クレーム対応、チーム内の問題解決など、僕の仕事はその大半が問題解決に費やされていました。 特に前職では営業のマネージャーというポジションだったこともあり、問題解決に多くの時間を割いてきました。その感覚はWEB制作の仕事を始めた今でも引きずっています。 そんな今までの仕事のやり方をすべて考え直すきっかけとなった本に出会いました。それが今回のお話の題材となる『突破するデザイン』です。 本書の概要本書にはデザインとイノベーショ

創り手の想いはなぜ大切なのか?「悪魔のおにぎり」から学ぶ、意味のイノベーション

最近何かとローソンが話題です。今回は例のパッケージの件については触れませんが、個人的にはローソンの常にチャレンジングな姿勢にはすごいなといつも思います。 ナチュラルローソンやローソンストア100といった業態開発から、からあげクンやバスチーといったネーミングセンスのある商品開発まで。大阪をルーツに持つからなのか、どこか「やってみなはれ」な精神を感じます。 今回取り上げるのは、2年前に発売を開始しヒット商品となった 「悪魔のおにぎり」 それまでダントツで売上1位を誇っていた、

グロースサイクルの本質とは何か?

私はGoodpatchという会社でクライアントワークを通じて、様々な企業や事業・組織にUXデザインやサービスデザインの専門性を持って携わってきました。 特に新規事業を立ち上げる際に「事業や組織共通のコアとなる循環をどのように作るのか」「複数の観点を統合するためにはどうすれば良いか」「何を持ってMVPを定義するのか」などを考える上で起点にしていたのがこのグロースサイクルです。 本記事では、グロースサイクルはなんのためにあり、どのような活用ができるのかを、幾つかの事業立ち上