もう『大丈夫』

こんにちは。
開いてくださりありがとうございます。

書道をしながら、ふと流れてきた
エレファントカシマシの『悲しみの果て』

この曲は、5年前、2人目の子を出産の2日前に突然の常位胎盤早期剥離で亡くした後、よく聴いていた曲です。

この曲を歌う力強い宮本さんの声は、あの時の私の心の暗い部分に真っ直ぐ入ってきて
深い悲しみと混ぜ合わさって中和してくれる
そんな作用がありました。

悲しみの果てになにがある？

悲しみの果てに
何があるかなんて
俺は知らない見たこともない
ただあなたの顔が
浮かんで消えるだろう

エレファントカシマシ『悲しみの果て』

あの時は、これを大音量で聴きながら歌い、夜にママチャリでご近所を爆走してました。
側から見たらかなりヤバい人だったと思う😅

あの時は、ただの自分に戻って発狂する場所が欲しかったんだと思います。
2歳の子がいたので、昼間は泣いたり寝込んだりできないし。

だから子どもが寝た後、夫に託して「お母さん」の自分から離れる時間が欲しかったかったんだと思います。

涙のあとには
笑いがあるはずさ
誰かが言ってた
本当なんだろう

エレファントカシマシ『悲しみの果て』

なんかほんと
まるで他人事のような言い方も
突然の出来事にショックが大き過ぎて解離していた私の心そのままでした。

悲しみの果てに
何があるかなんて
悲しみの果ては
素晴らしい日々を送ろうぜ

エレファントカシマシ『悲しみの果て』

悲しみの果てに何があるかなんてわからないけど、その先には光があると自分に言い聞かせてるような

なんというか、すごく
底から持ち上げてくれるような力をもらいました。

悲しみの果てに感じるもの

結局、5年経った今振り返ってみて
悲しみの果てに何かあったのかって言われたら
わからないけれど

でもひとつ言えるのは
どんなことでも必ず終わりがある
ということと、
そのあとは新しい世界が待っている
ってことです

その新しい世界は愛と感謝に溢れていて
キラキラしていて
温かくて優しくて
オレンジ色の柔らかいベールで包み込んでくれるような
とっても素敵なもので

なんかちょっと天国の温泉みたいな感じで。笑
それはきっと
悲しみ尽くした人へのご褒美
なんじゃないかな
と思うんです。

春の光

動物や家族を亡くしたり
親からの虐待
友達や職場からいじめ
失恋や離婚
色々あると思います

私もたくさんありました。

なんでわたしばっかりこんな目に合うんだ
神様のバカ！人生不平等！！
って何度思ったことか。

でも、時は流れているから
必ず終わる
どんなに辛いことでも終わらないことはなかった。

それに、
そのあとには必ず新しい自分がいて
そこには春の光が差し込んだ愛と感謝で溢れた素晴らしい世界が広がって

その光は
気持ちよくて
温かくて
まるで、春の光を浴びた天国の温泉に浸かっている気分で

『もう大丈夫』

って思える。

悲しみも何度か襲ってくるから
何回かそれを繰り返すんだけど
それでも私は毎回そう思いました。

だからもし今、悲しくて辛い人がいたら
聴いてみてください。


ちょっとだけでも
暗闇に光が注ぎ込みますように

思いを込めて
届け。