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さよなら僕の青春

僕にはそもそも青春なんて言葉は存在しなかったのかもしれない。でも青春がないなんて悲しいから華の17である今年が僕の青春ということにしよう。

僕は早生まれでみんなが18になる中いつになっても18にはなれず、成人式もお酒は飲めない。残念だよね。僕は3月生まれなんだ。だから4月生まれの人とはほとんど1年分も生きてる時間に差がある。じゃあ僕がそういう人たちより劣っていてもしょうがないんじゃないか?何度もそう思った。だけど現実は無常でいくら生まれたのが遅かろうと高校3年生という括りにされてしまう。まぁ仕方がないのか、。

前置きが長くなってしまったが、僕は昨日と今日大学受験のために大学入試共通テストなるものを受けてきた。冒頭で言ったように最長1年ほどの差がある人間と僕が同じ能力を得られるはずがない。そう思ってやまないのは僕が受験で転けたからである。まだ2次試験も終わってないのに何言ってんだよって思う人もいるかもしれないが、この自己採点を出したら間違いなくどこの大学でもD判定をもらうことは間違いないだろう。それほどに失敗している。ここで僕の失敗を述べようか。
まず1つ目は不登校になったこと。不登校でもしっかり勉強している人が殆どかもしれないが僕は家でひたすら泣いているだけだった。何もしていなかった。ばかだ。
2つ目は受験勉強なるものを一切しなかったことだ。受験勉強どころか毎日勉強をするという習慣も無ければ課題を遅れて出すこともしばしば。そんな僕が受験勉強をするだろうか?しないということは一目瞭然である。しかし、世の受験生はいくら普段勉強しない人間でも受験勉強くらいはするだろう。僕はそうはいかなかった。正直僕も高校三年生の夏くらいまではまぁ焦れば勉強するだろうくらいに思っていた。しかし、12月に入っても勉強しない。それどころか年末にはLIVEを見に行くという始末。あぁ、なんて愚かなのであろうか。きっと僕には高校受験も勉強しなかったけど大丈夫だったからという考えを逃げ道にしていたのだろう。
3つ目は僕が通っている高校を選んだことだ。僕は小学生の頃周りから馬鹿な扱いを受けていたから自分は馬鹿だと思っていた。しかし中学校に入ってみたらテストで順位が出るじゃないか!結果的に僕を馬鹿扱いしていた人達より遥かに勉強が出来るということが判明した。中学生の頃から勉強は基本してこなかったし、テスト前もこれといって勉強したことはないと思う。強いて言うなら提出しなければならないワークの答えをテスト当日に必死になって写すくらいだった。きっと僕は要領が良かったのだろう。別に自慢したいわけではないが要領のおかげで勉強もせずに私立の特進コースに受かり県立も自己推薦で合格した。(自己推薦とは言っても国数英のテストはあったが)そんなこんなで高校生になった僕は本当に勉強ができる人間に囲まれることになる。ただただ恐怖でしかない。僕は努力ができない人間だから周りが努力している姿を見ると劣等感に苛まれ、テストの順位を見て鬱々とし、それはもう最悪な高校生活だった!そんな僕も高校三年生!受験生だ!ってなった途端人間関係が崩れいじめられ鬱になり適応障害になり学校へ行けなくなった。なんてこった!周りは甘えだって言うし、僕だって甘えだって思ってるよ。でもどうしようもなかったんだ。そんなこんなで学校にあまり行けないまま受験を迎えたわけだ!結果は最悪。きっと志望校には落ちるだろう。国立大学しか許されない僕はもう逃げ道がないんだ。ここで落ちたら就職。今までの高校生活返してくれよ!鬱になるくらいなら最初から進学校なんて選ばなかったのに、どうせ大学に落ちるなら楽しいJKしたかったのに。こんなこと言っても今更か、

最後に僕は高校理科の教員になりたいとおもってる。好きな教科が物理だから理科にしたけど、正直教科なんてなんでもいい。ただ、僕みたいに精神疾患を患った人そうでは無いけど学校に来られない人沢山いると思う。そんな人達に甘えだなんて言う先生が許せなかった。僕は何度も死のうとした。甘えなんて言われなくても分かってるよって。だから僕はそんな人たちを支える先生になりたいんだ。
綺麗事かもしれない。でもいつか実現できるように頑張ろうと思う。

最後まで読んでくれてありがとうございました。
いつも頑張ってるね。生きててえらいよ。頑張りすぎないでくださいね。今日も1日お疲れ様です。

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