ぶっつけで書いたら意外にみなさんに読まれてビックリした拙記事3選【年末振り返り企画②】
更新日:2024/12/04
ぶっつけで書いたら意外にみなさんに読まれてビックリした記事たち(今年の振り返り)
前回、このような記事を書きました。
(満を持して出した割りにスキもビューも思うほど伸びなかった拙記事3選)
今回はこの真逆、そんなに用意周到に書いていないのに意外にみなさんに読まれていて、書いた本人がビックリした記事を3つご紹介します。計画を練って「渾身の一作」と思って世に放ったものが読まれなくて、思い付きや勢いで土壇場で書いてしまったものが意外に読まれる……、人生とはままならないものですね。でも、こねくり回してうんうん考えてひねり出した記事より、思ったことを素直に出した記事の方が意外に読みやすくて伝わりやすいのかもしれません。その方が読んでいる方にも響きやすいやすいのでしょうか。ともかくそんな記事を3つ選んでみます。
なお、今回も選定と順位は私の独断と偏見です。
第3位「小論文・志望理由書で間違えやすい仮名遣い」
スキ数は64。多くの方にお読みいただきまして、ありがとうございます。
しかし、ここで、割と衝撃的なことを言います。はっきり言ってこの記事、「ただ文科省の仮名遣いのルールのページを紹介してそれをまとめ直した記事」です。ここに、私の独創的な分析や見解はほとんどありません。小論文や作文指導においてそんなに重要なトピックではありませんし、仮名遣いの規則はあくまで単なるルール体系に過ぎないので、仮名遣いをネタに記事を書くするとこんな感じになります。ただし、記事として世に出すために何とか読み応えがある内容になるように工夫はしました。が、基本的にはただあるルールを紹介しただけの記事です。思い付きでも手抜きでも勢いでもありませんが、この記事はある事実を紹介したに過ぎません。この時期は「基本的な文章規則の話」を主に記事にしていたので、その中の一ネタとして仮名遣いのことにも触れておこうかなという程度で書いた記事がこちらです。
小論文や作文などであるにはあるんですよ、仮名遣いの間違いというのは。しかし、本記事でも書いているように、仮名遣いというのは小学校のときに習うものなので、そんな難しいものではありません。だから実際は添削で間違いを指摘すると、指摘された方も「あ!」と気付く程度のものなのです。でも、結果多くの方の目に留まった記事のようです。noteをやっていらっしゃる方々は普段たくさん文章を書いているので、意外とこうした「文章を書く上での基本ルール」は折に触れチェックしておきたいと考える方が多いのかもしれません。
第2位「私の考える『読書量と国語の成績との関係性』について」
スキ数は66。こちらも多くの方にお読みいただきました。みなさんに感謝いたします。
Xで見た論争に対して「んなわけあるかい!」と思った、その初期衝動のまま書いています。ほとんどノープランでした。しかし、「本を読む人よりも読まない人が多い」というニュースは「いつか書く用のネタ」としてストックしており、そんな中でX上で「読書量と国語の成績に関係があるのかどうか」について不毛な議論(失礼)がされていたので、そのニュースネタを絡めてその議論のテーマにふれた、という感じでしょうか。言いたいことはただ一つ「読書量は国語の成績に関係はあるが、本好きでも国語できない子はいるんだよね」ということだったので、それに着地するように記事をまとめました。
で、書いているときに気付いてしまったんですね「あー『本好きでも国語できない子』の話、もう他の記事で書いているな」と。意図的に他の記事とテーマが関連しているためにあえて内容をかぶらせるというのはよくあるんですが、これはほんと、書いているときに「ネタかぶりに途中で気付いてしまった」のです。でも、結構書き進めていたので、「いいやこのまま書いてしまえ」と。で、「まあ、別の記事でもふれましたけどね」とばかりその記事のリンクも貼り、あたかも「これはネタかぶりと知ってて書いてますよ」という顔で書きました。「こういう姑息さが大人になる上では必要」ということを、中高生のみなさんはこの記事で学習することができます。これがこの記事の裏テーマです(ウソ)。
第1位「今年の夏激ハマりして食べたもの3選」
スキ数は74。多くの方に、この記事も読んでいただいております。
noteに書くネタは常にストックしています。そのため、私の場合は「書くネタがない」と困ったことはありません。むしろ、多くのネタがたまっており、それを処理しきれなくてアップアップしています。しかし、いつも小論文や志望理由書の作成についてや国語教育についての話をしていると、さすがの私も人間なので飽きるときやうんざりするときがあります。小論文の添削の仕事してから小論文についての記事を書くなんて、「カレー屋としてカレーを仕事で作ってから、家に帰って晩飯がカレー」みたいなものですから、「カレー!もうええでしょ(ピエール瀧)!」ってなるときがあります。そんな、今日はそういう話する気分じゃないな、そういうことに何にも関係がない、どうでもいい話がしたいな、というときに書いた記事がこちらです。これこそ100パーノープラン。パソコンのキーボード前にして「さて何を書こうかな」から書き始めた記事です。
これについては「まあ読んでください」としか言いようがありません。内容は毒にも薬にもならないことが書かれていますが、読んでいて多少はクスリとはします(なんつって)……、くらいくだらないことを書いている記事です。内容はタイトルの通りです。そこから想像されるようなことしか書いていない、いい意味でも悪い意味でも「全く期待をうらぎらない」記事です。
強引なまとめ
ラジオでテレビプロデューサーの佐久間宜行さんが「いまだにYouTubeで何がバズるのかわからない」という話をされていました。「会議を何時間も行って手間をかけて作ったメインチャンネルの企画は視聴数が伸びなくて、芸人とただ中華料理屋で飯食っているだけのサブチャンネルが大バズりしているなんて、理由がわからない」とおっしゃっていました。多くの人気テレビ番組を企画している方をして「バズるポイントがわからない」と言わしめるくらいですから、当然私にわかろうはずがありません。読まれる記事と読まれない記事は一体何がどう違うのでしょうか。
もちろん、私はバズるのが目的で書いているわけではないので、そこまで深く考えているわけではありません。あくまで、小論文や志望理由書の作成について書いている記事が主なので、そこにある情報が必要な方にその内容が届けばいいと思って書いています。しかし、「あれ、これこんなに読まれるの?」ということがあるのも事実です。今回はそうした記事を3つご紹介いたしました。「この記事はここのこういう部分が面白いと思ったからスキしたよ」という方がいらっしゃったら、是非コメント欄で教えていただきたいですね。