見出し画像

梅雨に食べたい、甘酸っぱい真っ赤な簡単ジャム。

これを赤と言わずして、何を赤と言うのだろう。

そう思うほど、美しく濃い赤。

自然が生んだ力強い赤。


その真っ赤なくだものは、
梅雨の鬱々とした気分を吹き飛ばしてくれる。


* * *


6月中旬、友達から真っ赤なすももを
おすそ分けしてもらいました。

どうやら、たくさんいただいたようで、
食べきれないから… と。


すももを食べる習慣がなかったので、久しぶりの対面です。


ご無沙汰しています。

画像1

小さくてかわいいすももを、さっそく洗って
おくちに放り込んでみました。

思ったより酸味がなく、甘くてジューシー。



でも、皮を出すタイミングを逃して噛んじゃうと
酸味とともに渋みがじゅわり。

後味が渋みに変わってしまいました。


何個か食べているうちに、
上手に皮を出せるようになり、
やさしくて甘い余韻を楽しみました。


すももも ももも もものうち。



酸味の少ないこのすももは、
食感も味も、桃によく似ていました。



こんな味だったんだね。

すもも。




たくさんもらったので、残ったすももはジャムにすることにしました。

冷蔵庫からすももを出して計量します。



中途半端な重さだったので、2個つまみ食い。

台所で立ったままパクリ。

ちょうど500gぴったりに。


でも、止まらずもう3個つまみ食い。

せっかく500gになってたのに、3個取ったから
また中途半端な重さになって、またつまんで…

結局400gのすももでつくりました。




”ジャム作り”と聞くと、ちょっと面倒なイメージがありますが、これが意外に簡単なんです。

すももと砂糖さえあればできます!

■すももジャムの作り方
1.洗ったすもも400gと砂糖100gを鍋にいれる
2.潰して水分をだして弱火にかける
3.ぐつぐつしたらアクを取り、20分程煮詰める
4.種と気になる皮を適当にとって完成!

すももはペクチンを含んでいるし、
皮の酸味があるのでレモン汁なくても大丈夫。


最初は形があったすももが、煮詰めている間に
どんどん崩れて混ざって、とろ〜り。

色の薄かった若いすももも、真っ赤に熟した
すももの力をかりて、全体が美しい赤に染まっていきます。


完成したジャムは、空き瓶を熱湯で消毒して入れました。

画像2

ヨーグルトやバニラアイスにかけると、
すももジャムの赤が映えること間違いなし。


6月中旬から旬を迎えるすもも。

真っ赤なすももの色にパワーを感じ、
皮も使ったすももジャムの甘酸っぱさに食欲がわきます。

梅雨で気圧が変化しやすく、鬱々としてしまう
時期だからこそ、すももで気分をあげましょう。


旬のくだもののおすそ分けって、いいですね!

この記事が参加している募集

おうち時間を工夫で楽しく

私の朝ごはん