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安心・快適な運転を目指して

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運転がうまくなる運転姿勢

運転がうまくなる運転姿勢

前回はこんな記事を書きました。

読んでいただいた方の反応から察するに「ちんぷんかんぷん」だったかもしれませんね。
これは論文で発表されている運転行動理論だったりします。
伝えたかったことは深い階層まで意識を張り巡らせることによって、ようやくクルマと対話できるようになる(=運転がうまくなる)ということです。

こりずに続けていきたいと思います。
運転がうまくなるためには「考えること」が大切だと何度

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クルマを運転しながら考えていること

クルマを運転しながら考えていること

前回は運転中に小さなPDCAをいっぱい回すという話を書きました。

PDCAには目的地、走行経路、速度などいくつかの意識の階層があると考えられます。

①手段選定:何で移動するか
②目的地 :どこに向かうか
③走行経路:どこを通るか
④速度  :どのような速さで走るか
⑤加速度 :どのような勢いで走るか
⑥力   :どのような力を加えるか
⑦力の変化:どのように力を変化させるか
⑧圧力変化:どのよ

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運転する前に大事なこと 続き

運転する前に大事なこと 続き

先日、こちらの記事を書きました。

これはPDCAを回すとも言えます。
Plan:計画
Do:行動
Check:比較
Action:次の計画に反映する
となります。

また、PDCAには大きなものと小さなものがあります。
例えば大きなPDCAは
Plan:目的地までこのルートで行こう
Do:目的地に到着はしたが、予定より時間がかかった
Check:このルートでは目的地までスムーズに行けない
Act

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運転する前に大事なこと

運転する前に大事なこと

自己紹介記事に多くの反響をいただきありがとうございます。

運転について書き始める前に運転に対する基本的な考え方について大事だと思うことを書いてみます。

みなさんは車を運転しているときにどのようなことに基づいてペダルやハンドルの操作をしていますか?

一般には運転行動は上記のような「認知→判断→操作」というプロセスで運転します。と教習所で習ったかと思います。
事故が起こる原因は主にこの3要素と言

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上手な運転とは

上手な運転とは

上手な運転とは単にハンドル操作が巧いということではありません。
多くの車が行き交う交通環境においては以下のようなことを配慮できることが大切です。

滑らかな加減速: 急ブレーキや急発進は避け、滑らかな加減速を心掛けましょう。それを実現するためにはできるだけ遠くの状況を把握することが大切です。発進時にすぐ先で停止することが分かっている状況であればそれほど強い加速は必要ありませんし、進んで行く先で信号

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