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猫短歌:甘えん坊

きみは鳴く「遊んで」「かまって」「抱っこして」忙という字がうらめしく見え/銀猫
きみはなく「あそんで」「かまって」「だっこして」ぼうというじがうらめしくみえ

 またもや長男猫の話です。

 長男猫は長子猫でしたから、彼が我が家にやって来て3ヵ月半ほどはひとりっこでした(そのタイミングで、長女猫がやってきました)。

 長男猫はかなりの甘えん坊でしたが、当時、パートナーは相当多忙なサラリーマンでした。わたしもわたしで、毎日定時上がりができる身分ではなく、仔猫を迎えたという事情でがんばってはいましたが、赤ちゃんに等しい長男猫には、ずいぶんさみしい思いをさせたと思います。

 家にいるときにはベタベタに甘やかして接していましたが、だからといって、ひとりぼっちのときのさみしさが埋まる訳でもないのですよね。

 ヘッダー画像の猫さんも、相当な甘えん坊さんですね。

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