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猫短歌:特等席

ワンピ着て胡坐を掻くと即席のゆらゆらベッドきみだけのもの/銀猫
わんぴきてあぐらをかくとそくせきのゆらゆらべっどきみだけのもの

 亡き長女猫、次男猫、そしていまは次女猫の特等席は、わたしの膝の上です。ただし、単なる膝乗りではありません。わたしが部屋着ワンピースを着ているときだけの特等席なのです。

 ワンピースを着て椅子の上で胡坐を掻くと、膝と膝の間がハンモックのような状態になります。猫たちは、そこが好きなのです。

 ワンピースを着ていないときは、やってきては胡坐に入り、何か違うと言っては出ていき、またやってきて文句を言い… となります。

 「しょーがないなー」と言いつつ、シアワセでたまらない時間です。

 ヘッダー画像の猫さんの寝顔も、とてもかわいいですね。

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