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発達障害、先天と後天。活性領域の選択(2017年)

現在、日本での発達障害の捉え方は先天的も後天的も関係なく、結果の症状に対して診断されている傾向があります。
発達障害的な症状は流行的なものを感じ、母原病⇒アダルトチルドレン⇒発達障害のように流行に変化があると思います。

発達障害の概念は先天的であり、補正する事は出来ても根治する事は不可能です。
発達障害と似た症状である、情緒障害や反応性愛着障害などは、後天的なものですので根治も望めます。
また、先天的に発達障害であり、後天的にも心の傷によって発達障害的なり他の症状が表れる事もあります。
この場合は、先天的も後天的も悪いものとして捉えると、自身の存在否定が強くなり、自己同一性拡散や自己肯定感の著しい低下へと繋がり重い鬱を招いたり、負けないようにむりやり自己肯定感を高めようとして躁状態や自己愛性人格障害を招いたり、逃避する為に各種依存症や嗜癖を招いたりして、二次障害が酷くなり負のループを繰り返す危険性があります。
この為、先天的な気質と後天的な環境による影響を分けて考える必要があり、それぞれに対する適切な対処が必要になります。
混同して考えたり、思い込みや洗脳によりバイアスが大きく掛かっていると、それだけ対処も誤った選択になりやすいです。

先天的な気質については補正の対処を、後天的な環境については離脱・選択・逆用・反抗などが考えられます。
先天的な気質を丸ごと変える事は難しく、変えたら変えたで長所まで失ってしまう事も多いです。
僕の場合は好奇心と探究心が強く、没頭し出すとそれ以外が見えなくなる為、集中に対して分散を身に付け、なるべく切り替えがうまくいくように慣らし、集団の中にいる時はなるべく分散、単独の時は集中といった使い分けを意識したり。数値化させて自分で理解しやすいように置き換えたり。
後天的な環境については、その環境が悪く改善の見込みが無かったり、改善するほどの費用対効果が低い場合は、その環境から抜け出して別の環境に移り住むのが良いと思います。
家庭環境が悪かったら役所や福祉に相談したり、なるべく早く一人暮らしをしたり、学校環境が悪かったら不登校にしたり学校を変えたり、職場環境が悪かったらより権限の高い上司に相談したり辞職したり、所属するコミュニティが悪かったら居心地の良いコミュニティに移ったり。無理をして自殺する必要など無いです。
費用対効果が高い場合は様々な手段を講じてみたり、嫌な思い出は糧としてプラスに転換したり。例えば虐げられた事は鍛えてもらったと糧にしたり。

僕は気質の問題もあって自由気儘で気分屋なので、気が向いたら何でも、気が向かず何にも、の傾向が色濃く、周囲に配慮し続ける事も苦手なので、基本単独行動を軸として、たまに集団行動する事で、自分なりに過ごしやすいライフスタイルや環境を考慮しています。
常に集団行動しないといけないコミュニティや束縛が強いコミュニティは抜け出して、孤独を愛せるようになると身軽になれました。

発達障害の人はコミュ力とか空気とか、日本の狭い視野で生きている人達の同調圧力とか、集団行動に向かない性質が強い傾向ですので、苦手なフィールドに合わせようとせず、自分の得意なフィールドでの生き方を追求した方が活きると思います。
地球には多種多様な生物がいますが、それぞれが自分に適したフィールドで生きていますね。鳥は海の中では能力を活かせず溺死を招いてしまう、逆に魚は空中を飛び続ける事は出来ない。百獣の王ライオンだって、海の中だったら小魚の餌にすら陥ってしまいそうですしね。
ここら辺を書いていて「活性領域」という言葉が出来ました!よく勝手に言葉を作っています 笑。
そして試しに検索したら別の意味合いで言葉が既にありました><;
適性領域という言葉にしても良いのですが、この場合は合わせるイメージが私的にあり、自分を活性化させる領域という意味合いから活性領域の方がより適切に思いました。能動性を意識した視点です。

全体主義や同調圧力に縛られず、自分が活きる領域を見付けよう!


旧ブログにて2017年08月19日に記載していたもの

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