【生姜で悪あがきしたかった】梅干しと同じ効果がある?生姜

【独り言】なぜ生姜と梅干しの記事を書こうとしたのか

さっそくだが、私は梅干しが苦手だった。とはいえ、家族から口すっぱく言われていたのは「梅干しは体にいいから食べろ」という言葉。正直聞き飽きていた。
だから、梅干しと同じ程の効果を持つ食材を探して、それは生姜だということを知った。※約20年前に見つけた情報※

それからは、梅干しを食べろと強要されたときなどは特に、「生姜」を反論に使い、生姜をよく食べていた。梅干しと同じくらいの殺菌作用があったから。

生姜をお弁当などに入れておけば、ジンゲロンやショウガオールといった成分が含まれていることから、食中毒の予防にも有効。また、生姜の辛みは胃液の分泌を促進してくれる。真夏の食欲不振などにも効果的なため、梅干しよりも優れているのではないかと考えていた。

今は梅干しも生姜も同じくらい好き

ひとつ訂正したいことは、今は梅干しが苦手というわけではないということ。
私は現在、梅干しをハチミツや、生姜、しそ漬けで食べる程に好きだ。梅干し専用のBarやレストランに行き、舌太鼓を打てるくらいには、食べられるようになった。

なぜ食べられるようになったのかは、親愛なる恋人のおかげだが、こちらは話がそれてしまうため、今回は省く。

生姜は梅干しと同じくらいの効果を持つのか

生姜単体が持つ効果は次の通りだ。

  • 防腐剤

  • 強壮剤

  • 利尿剤

  • 血行促進

  • 身体の冷え改善

  • 抗炎作用

  • 胃の調子を整える

  • ダイエットへの助け

あの辛みや、香りなども含め生姜は多くの助けをもたらせてくれる食材だということがわかる。
では、一方で梅干しにはどういった効果があるのだろうか。

そもそも梅干しには、植物性乳酸菌が含まれていて、梅干しを食べることにより、腸内環境を整えることができる食材であり、他にも、クエン酸、カテキン酸、ポリフェノール、カリウム、カルシウム、マグネシウム、ビタミンE、鉄など、なんと8つも栄養素を備えている。
便秘予防、肥満防止、免疫力への効果、抗アレルギー効果など、梅干し単体でも、健康に対する多くのアプローチを促す食材といえるだろう。
出典:梅干しの効果・効能とは?

では、どういったところで、生姜が梅干しの代わりになり、梅干しが生姜の代わりとなるのか。

ホット梅が生姜と同じ効能を発揮する?

まず、梅干しにも生姜と同じように殺菌効果と防腐効果は含まれている。それは、梅の実を塩漬けにしたものに対して出てくる効能であり、塩分濃度が大変高く、余分な水分を含まないことから、細菌などの繁殖が抑えられるため、腐りにくく長期保存ができるそうだ。これは、梅干しがもつ防腐効果であり、「梅」自体がもつ効果ではない。

梅そのものが持つ効果は梅特融のクエン酸の酸っぱさにある、殺菌効果だ。
お弁当に入れることで食材が傷みにくくなるということは、あながち間違いないといっても良いだろう。しかし、お弁当全体の傷みを抑えてくれるかというと、それは違うのかもしれない。

なぜなら、梅干し単体が防腐効果、殺菌効果は持っていても、これは梅干しだけが持つものであり、お弁当全体に発揮するものではないからだ。もし傷みにくく作りたいのであれば、梅干し×何かを合わせた料理を作ると良いだろう。

ちなみに、梅干しが生姜と同じ効果を発揮するところは、煮物と一緒に使用したとき。つまり、加熱した際に、血液がサラサラになる成分のムメフラールと、バニリンという効果を発揮し、これらはダイエットにも適した効果となるようだ。
生姜の代用として使用する場合は、はちみつ漬けの梅干しだと効能が変わってくるため注意したい。

【まとめ】梅干しと生姜の効能は種類によって違う

以上、梅干しと生姜の効能は全て違うというわけではないが、梅干しの種類によって多少変わってきてしまう。
”お弁当の食材が傷まないようにする”なら、梅干しよりも、生姜を使うと良いし、生姜がない時は、梅干しを合わせてお弁当の料理を作った方が良いだろう。
とはいえ、どちらも体に良いことに変わりはないから、これからも食べていきたい。梅干しが好きになったきっかけを作ってくれた彼をこれからも大切にしていきたいと改めて感じた。


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