見出し画像

個人メモ[青の探求-1]

今日の成果。

スクリーンショット 2021-06-07 3.58.01

(↑画像:マロウブルーの色素観察24hの結果)

ウチにある青いお茶マロウブルーは、色褪せのしやすい西洋原産のアオイ科ウスベニアオイのお茶であった。
対してマメ科バタフライピーは色褪せのない、タイ王国など東南アジア原産のお茶であった。

色素とは趣旨が逸れるのであまり気にしていないが、効能もそれぞれ別で、アオイ科マロウブルーは口内環境の粘膜保護など、ノドを保護する効能を持つ。
対してマメ科バタフライピーは色褪せしにくい抗酸化作用をもつアントシアニン系色素から、疲れ目の防止などアントシアニンを代表する効能を持つ。

色褪せを起こさない青色系クラフトコーラはこのバタフライピーを使っているようだ。

・・・しかしシソ科のラベンダーとマメ科のバタフライピーとでは分類系統から大きく違うので同じ植物とはいえ、色素系は大きく違うものと考えられる。
現に、ラベンダーはマロウブルーと同じく数十分経つと色褪せが始まってしまうからだ。


色素関係の研究を探った。

バタフライピーの色素はアントシアニジン→デルフィニジン系色素の一種テルナチン

バラは同じアントシアニジン系で発色をしているので、確か遺伝子にデルフィニジン系色素を作るものを載せ換えたらあの青いバラが作れたハズ。


ラベンダーの論文

[ Lavender + Pigment(色素) ]でググってラベンダー論文を探っていたらこんな論文が。

超要約:成長ホルモン≒細胞分裂促進ホルモンの濃さによって青色色素トリコトミンが作るか作られないかが決まる、らしい。(論文中では2,4-Dと記載)

これらから探っていくと、ラベンダーの紫色を著している色素がわかるかもしれない!と。
だってシソ科ラベンダーはマメ科バタフライピーの色素とは大いに違ってそうなんだよね。

色素トリコトミンはラベンダーと同じシソ科クサギ(木本類)の果実に含まれる。シソ科クサギは果実から絹糸を空色に染めることができる。


若い人がどんどん減る地元【三笠市】もついに人口7000人台目前。 朝カフェやイベントスペースを兼ねたラベンダー園で今いる住民を楽しませ、雇用も生み出したい。そして「住みよい」を発信し移住者を増やして賑やかさを。そんな支援を募っています。 畑の取得、オイル蒸留器などに充てます。