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もうそろそろニセアカシアの時期が来るのでどうにか精油として生成させたい。
おいら氏はいま札幌市のど真ん中にいます。
さすがは北海道のセントラルこと札幌。
暖かいのか、桜の咲く時期が地元より1週間早かったり、もうところどころでニセアカシア(Robinia pseudoacacia)の白い花房がみられたりします。
ということは、地元でアカシアの花期がくるのはもう1,2週間後というところか〜。
と思ってみたり。
去年のアカシアを特集したnoteから、おおよそ時期は間違いなさそうですね。
このマメ科ハリエンジュ(ニセアカシア)がわんさかと一斉開花すると、おいらの地元はしばらくの間毎日が甘い香りで一帯を埋め尽くされます。
ゆえに「季節の花」と捉えても間違いないでしょうね。
というように、ニセアカシアことハリエンジュの花の資源量はとてつもなく多いんですが、マメ科の花なので単に水蒸気蒸留してもオイルとして香りは集められなかったりします。
甘い香りはめっちゃ出すし、花の量はめちゃ多いのに、価値化できないのは何か悔しさがある。。。
じゃそんな時にどうするか?
というと、バラの花や金木犀の花などの香りを精油にするための油脂吸着法というメソッドがあります。
香り物質はたいてい水に溶けない物質なので、
油として生成できないのならば、香りを脂に吸わせる!って方法ですね。
そこでおいら氏ヒントを得ました!
精油抽出量の多い松系素材にアカシアの花混ぜて蒸留しちまえば、アカシアの花の香りが溶けた精油ができんじゃねぇ!?
という閃き!
実験時間としては、伝統技法である冷温油脂吸着法「アンフルラージュ」に比べてかなり時間が短いうえに、高温過程を経るので香りの分子構造に影響が出るのは間違いなさそう、、、
ですが組み合わせパターンがうまくいけばアカシア蜂蜜のような甘い香りの精油を生み出せるのではないか!?と考えました。
あとは組み合わせるボタニカル素材の選定が課題です。
カンフェンのスーッとした香りが活きるスプルース素材か、
北海道の特産であるモミ属トドマツか、
同じ北米原産素材であるストローブマツの葉っぱか松ぼっくりか、
そもそも香りの主張・個性が強すぎるニオイヒバはアウトですね。
さてさて、なんのアロマとアカシアの香りを掛け合わせるかを考えていると、ワクワクしてきました!
近くの針葉樹見本林にでも散歩しに行ってみるかな!
じゃじゃ!!
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