DIY木工で精油趣味の道具を作ってみる回。
いんや〜〜〜久々の木工というかDIY回ですね!
久々に木材をカットする作業したと思います。
コロナ禍が始まってからというもの、木材(北米産のSPF材)が値上がりしたこともあって木工・DIY熱は下がり気味だったんですよね。
だって高いんだもん。
大きいものほど作ると費用がカサ増しするんだもん。
けどけど、今回は小物をちゃちゃっと作ってみたぜ!系でお送りいたします。
さすがエフゲニーマエダ、小さいものほど作ろう!と思えばすぐ形にしてしまえる特技があるんですな!
◯精油サンプルの収納・キャリアケースが欲しかった!
アンプルケースはマトモなの買うと高いし、サンプルビンの規格も様々すぎるので見合ったアイテムがなかなか無いんですよね。
「だったら自作してしまえ」というのがDIYヤーの心意気。
やってやりましょう。
話変わって、今持ってるサンプルビンが5mLのものなのですが、人に香りを味わってもらえることを見据えて蒸留のたびに小分け保存していたりするんですよ。
しかし細々しているし持ち運ぶとなると安全に移動できる手段がなかったんですね。
袋にバラバラと突っ込むと、上下あっちゃこっちゃで暴れまわって、キャップの締めがわずかにでも甘いと精油が漏れ出て他のサンプルの香りと混ざってしまう大事故が起きかねません。
しかもガラス瓶なので下手すりゃ割れるしで。。。
なのでいつかはキャリアケース・ボックスが必要になると思ってたんですよね。
●案は2つあった!
ウチには3万ほど出資して導入したボール盤があるんですわ。
レバーでドリルを下ろしていくやつですね。
この2択で考えていたんですよー。
しかし費用面でみていくと、サンプルビンの直径は17mmとこれまたビミョーな規格。
現在備えてる一番小さいビット20mmの穴に収めても3mm分カパカパ動き回ります。
空隙が3mm分も空いてしまうと保温もクソもありませんよね。
で17mmのビットを買おうとしてもこれまた高い。
アマゾンではビットくらい安くいくらでもあるんですけど、なーぜか17mmだけが無いのなんの!!!
と思ったらあった。
確かこのメーカーのビット、40mmのやつ買ってたなぁ。。。
まぁいいや。
何はともあれ、①案だと¥1000+木材代はぶっ飛ぶらしい。
続いて実行に移した、オール木材組み上げタイプ。
実際のところ、これにかかった費用は¥546だった。
おっしゃ!ケース1個分でコスト¥1000以下に抑えられたぞ!
これは大勝利!パベーダ!ウラー!
●ではサンプルキャリアーを作っていこうか…
大まかな材料というかほぼすべて映ってるんだけど、使う木材としては
底板とフタになる板の2枚(写真右)
外枠板(写真左)
サンプルビン仕切り板(上に写ってるやつ)
ざっとこんなもんなんすナ!
構造として100均の雑貨コーナーとかで売ってそうな仕切りつき小箱のもろパクリです。
けどサンプルビンがキッチリ収まる規格のモノなんてまず無いので、ここは自力で作り上げちゃいます。
さぁいかに箱になっていくのか〜。。。
サンプルビンがベストフィットする規格にするための罫書きラインを落とし込むめっちゃ苦労した2時間分はすっとばして。。。
いざ材料を刻みはじめたワンショット。
PCの増設メモリのモックアップを作ってそうな光景ですが、これがサンプルビンの仕切り板になるパーツです。
この羽子板みたいなパーツ7枚切り出す作業やってて思いましたが、この手にセンスあるタイプで救われたと思ってるおいらです。
ほんとセンスない方がこれ作るとなると、ガタガタになって格子板がキッチリ合体してくれないんだろうなぁ〜と恐れおののきました。
で、狂い1mm以下くらいの精度で各パーツを組み合わせるとこうなる、と。
だいたいイメージがみえてきましたね!
今回の手法として、外側を囲う側面板はむちゃ長いので、箱の一方をオーバーに作っておき、大部分が組みあがったところでノコギリで一気にカットしてしまうという方式を採用。
「事前にこと細かに採寸・カッティングしておく」という手間・労力を削いだんですね。
全部のパーツを採寸だけでつくりあげ、いざ組み上げ接着の段階で数ミリ足りない‼︎とか起こるとストレスが半端ないですからね((笑
で側面板を接着しつつ、底板にも躯体を接着している作業の図⤴︎⤴︎
ボンドが固まって固着できるまでの時間つぶしにこの記事を書いていますw
箱のサイズ感としては元々4列6本差しの計24本ケースにしようと思ってたんですが、、、
実際にサンプルビンをあてがって採寸してみるとこの材料幅だと1列分足らないぞ〜?というイレギュラーが判明。
実際、箱の下側でっぱり部分とサンプルビンのスペースを見比べてみると明らかに足りてないですよね。
つまり設計図が頭の中だけだとこういうことも起こるのです。
なので急遽3列分の設計に。
まぁコンパクトになるので①掴みやすく②運びやすく③収納しやすく、
ありがたいが三拍子も揃っててGood!なんですけどもね!
だいたい1時間ないくらいか、接着を確認したらクランプを外し、余分なでっぱり木材をカットする。
ちょ〜っと仕事の荒さが見えちゃってますね。。。
こういうのは素直に電動サンダー盤なんかを使って慎重に、綺麗に仕上げるべきなんですよね。
まぁ処女作なので特別に許すとして!
クラフトテープでフタになる板材をしっかり固着して、蝶番を取り付け!
ここのコツとして手順写真は省いてるんですが、蝶番のネジ穴はあらかじめあけておきましょう。
特に割れやすい薄い木材の加工場面なんかで重宝するスキルだったりします。板が薄いとすぐ割れるのでね!
あ、クラフトテープはいわゆる紙ガムテープのことで、木材のズレ防止です!
でいよいよ・・・
●組み上がり!完成!
どうでしょうか!!!
ここにオイルサンプルケースが爆誕しました!さすがエフゲニーマエダ!
これこれ!これが欲しかったんですw
コロコロしたオイルサンプルの安全な搬送手段を長らく探してたところなんですが、これでしばらくは冷温を維持したまま日を避けてオイルを運ぶことができますね!
近いうち鹿児島からいらっしゃるアロマブレンド会社?の方へのプレゼン用というか試用に急遽コレを用意した意図があったり。。。
◯精油ケースの製作ポイントというか、工夫点というか、がんばったところ!
ちょっと削りすぎたんですけど、側面板の高さをサンプルケースより1mmだけ高くしてあるんですナ!
これでフタに干渉することなく、スッキリと精油サンプルが収まってくれます!
隙間が1ミリ以下なので、サンプルビンがカタカタと暴れる心配がありません!これは努力賞!さすが!
なので側面板の削り出し作業はけっこう気を使いましたw
よく手鋸と金ヤスリだけでここまでキレイに仕上げたもんだ。。。
ゆくゆくはラベンダーの数だけ精油サンプルも増えるので、このケースを何個も何個もたくさん量産しなければいけなくなります、、、
なのでその良い予行演習になったところでしょう!
■あ、そうだ。
木工noteつながりで紹介するのですが、New!木工製品をショップに追加しておりますbb
2ピース・大容量タイプの木肌が美しいカードケースです〜!
一気に追加したので、けっこうな種類があるんですよね。
記載したものが全てではないのでぜひぜひショップの商品欄も見て欲しいところ、、!!
木材の木目は同じ樹木であっても同じ模様というのが2つとないので、一点モノ扱いになっちゃうんですよ〜。
中には個人的に気に入っていて手放したくないものもあるんですが、それは掲載せずしっかり自分用で使用中((笑
と、かなり雑な紹介になりましたが木工製品も久々にPick UPしましたよ〜〜〜という宣伝でした!
ではでは、平成林業。としては実に久しい木工DIY記事でした!
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若い人がどんどん減る地元【三笠市】もついに人口7000人台目前。 朝カフェやイベントスペースを兼ねたラベンダー園で今いる住民を楽しませ、雇用も生み出したい。そして「住みよい」を発信し移住者を増やして賑やかさを。そんな支援を募っています。 畑の取得、オイル蒸留器などに充てます。