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[禍話リライト]ダンボールの家
これは、とある大学のサークルに所属する人たちの体験談。
そのサークルでは一時期、心霊スポット巡りが流行っていた。それはもう行きすぎるほどに。ただ、行きすぎた結果その大学のある地域にある有名な心霊スポットは行き尽くしてしまい、次に行くスポットが無くなってしまっていた。
そこで、そのサークルのメンバーが考えたのが「地元生に話を聞いて連れて行ってもらう」ということだった。実際に行ってみると、有名な
【実話怪談】昔の記憶
私が小学校3年生くらいの時の話です。
3つ下の妹が10月のある日血尿が出て痛みがあったため地元にある大きな病院に連れて行くことになった。妹は重度の膀胱炎で数日の入院が必要な状態だった。
連れて行った時間は昼間だったが、検査だったり手続きだったりで外は暗くなっていた。
病院の診察時間は過ぎており、入院や急患の処置をしている時間だったのもあり廊下は暗く少し不気味な雰囲気が漂っていた。
長い時間検査等で
【実話怪談】おかあさん
これは私自身が体験した話です。
2018年の1月末に腰を痛めて、治療のため実家に帰りました。当時、行っていたリハビリも原因が分からず良くなれば良いかな、程度のものでしかなく痛み止めを飲んで対処するしかない状態でした。
実家に戻り通っていた病院を変えたら、痛み止め薬がとても強い薬で自律神経も乱れ体調も崩してしまいましたが、一向に良くなる傾向は見られませんでした。
その薬をやめて別の薬に切り替わってか
創作怪談1;植え込み
吉田さん(仮名)が大学を卒業して東京のとある企業に就職しました。就職の際に引っ越した部屋が会社までは電車で一駅、その最寄り駅までも徒歩で5分程度という立地にあるマンションに住み始めました。そのマンションの周辺には、スーパーもコンビニもあり立地条件が新卒入社の社員としては最高の立地でした。
ただ一つ気になっていることが、最寄り駅までの最短ルートにある公園の植え込みから白い腕が出ている…気がすること