お前が自殺したいのはその赤い靴のせいか？

トニーロビンズは彼の講演会で一人の青年に語りかける

「なぜ自殺しようと思うんだ？」

青年は深く息を吐いた後答える

「人生には高い壁があり、底まで落ちるとそれを乗り越えられないと思ってしまう、その苦しみから逃れるためにこの体を傷つけたり、体から離れることを考えるんだ」

トニーロビンズは頷きながらまたもや尋ねる。

「自分の何がそんなに嫌いなんだ」

青年は下を向き、考える。

「その赤い靴かい？」

トニーからの思いがけない言葉に青年は「え？」と発した後、自分の履いているナイキの赤い靴をチラリと見て「いや、」と答える。

「本当に？だってめっちゃ赤いぜ？」

会場は笑いに包まれる。

青年も自分の嫌いなところを考えていたことを忘れ、微笑む。

するとトニーは

「笑っちゃダメだろ、何しているんだ」

すぐさま青年は真剣な顔つきに変わる。

「そうやって笑っていると生きたくなるだろ？」

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ここまでのやりとりはユニグラさんの動画で紹介されたやりとりの一部分です。

いやぁ〜もう、人の心を引き出すトニーの魅力に取り憑かれました！

トニーは貧しい家庭に生まれ、元清掃員でしたが、今ではモチベーターとして、世界で講演活動をしています。

この動画の冒頭はそんな講演活動の中で自殺願望のある青年とトニーとのやりとりです。

トニーは青年のふさがっている心をうまく開示しています。

それはトニーがその青年のことを本当に救おうと考え、愛そうとしているからだと思います。だからこそ、トニーの言葉はその青年以外の見ている私たちにも響きます。

この動画の最後にトニーは青年へ伝えます。

自分に少しでもいいから時間を与えて、

そしてもっと愛してあげると。

そうすれば君は誰かへ自分も何かを与えられることに気がつく、

そんな気がするぜ。

その後、青年は涙に包まれ、二人はハグをします。

私ももらい泣きしそうになりました。

トニーから私たちへのメッセージ。コロナの影響で先の見えない不安が続き、悩んだり、落ち込んだりしている方もいると思います。一度ぜひこの動画を見ていただきたいです。

読んでいただき、ありがとうございます。