ルールとコミュニケーション(2024/7/7〜13)
今週のエッセイ
4月から会社の指示で受講していた聴く技術に関する研修。
3ヶ月にわたってトレーナーとのオンラインセッションを合計8回行い、先日最終回を迎えた。
最終回ではトレーナーの話を実際に聴いてみるトレーニング。
トレーナーが講師を務めている幼児向けの英語塾で体験している、教え子たちとの接し方についての悩みを話してくれた。
「騒ぐ子に注意しても聞いてくれない」と言う話に、相手に伝えるよりも、相手の話を聴くことで、会話がコントロールできると言うこの講習の基本理念を指摘してみた。
すると、注意するのではなく騒ぐ理由を質問してみようとか、会話の相手は実は「騒ぐ子」だけではなく教室の全員なのではないかとか、次々と意見が生まれて面白かった。
教師というのはどうしても「伝える立場」と捉えがちだが、「注意する」ことは結局のところ対等なコミュニケーションではなく、ルールの強要である。
相手が納得しなければ上手くいかないこともあるだろう。
少し前に環境大臣が市民の意見を聴く催しで、事前に伝えた制限時間を越えて話す市民に対して、マイクの音を落として、半ば無視するように催しを切り上げて帰ったことが問題になった。
ここでルールを破っているのは市民なのだが、多くの人が大臣(あるいはそれを支える官僚スタッフ)を非難したのだ。
日本を含む多くの国は法治国家なので、法律に違反することは許されないが、法律が常に人々に納得して受け入れられているのかもまた別の話である。
例えば自動車が制限速度を1km超えても違法行為だし、罰金も決められているが、それを取り締まることはおそらく社会に受け入れられない。
同様に些細なルールでさえも納得が得られないままに一方的に強要しては受け入れられない。
ルールを決める段階、実施していて想定外の事態が起きた段階など、適時充分な話し合いをするのが理想だろう。
それにしても、研修の最終回に、私からトレーナーに聴くことの大事さを説くことができるとは、思ってもみなかった。
もしかしたらトレーナーの完璧な誘導に乗ってしまったのかと言う気もする。だとすれば凄い。
3ヶ月の研修期間、上手く会話する方法について考える時間が長くなった。
会話のことを考えるきっかけは日常生活の中でも注意していると意外と多く、色々な発見もあり、なかなか楽しい。
今週の体重・体脂肪率
今週のランニング
日曜日 18:17-47,30分37秒,5.06km,6’03”/km
水曜日 5:16-6:22,1時間00分57秒,10.14km,6’01”/km
土曜日 5:55-8:16,2時間13分41秒,21.11km,6’20”/km
今週のランチ
日曜日 焼きそばと海老玉丼と唐揚げ
安いとついつい買ってしまうが、意外と食べないカップ麺が賞味期限を過ぎていたり、過ぎそうになっていることに気づいて、最近結構食べている。今日はカップ焼きそば。スーパーで買った海老玉丼と唐揚げ。
月曜日 鯖の一夜干し
たまたま見つけた居酒屋。ランチは焼き魚定食をメインにしているようだ。しかも安い上に焼きたて。会社からも近いのでまた来よう。
火曜日 唐揚げとアジフライ
いつも行列の定食屋。結構値段も高いのだけれど、思い切って入ってみた。確かに美味しいけれど、これと言った感動はなく、しばらく来ることはなさそう。
水曜日 弁当
在宅勤務の日は妻の作ってくれた弁当。右上に並んでいるのはイカフライ。あとはヒジキの煮物。ベーコンとシシトウガラシの炒め物。卵焼き。焼き魚。
木曜日 弁当
今日も妻の弁当。焼き肉。竹輪。ヒジキの煮物。ワカメ入り卵焼き。糠漬け。
金曜日 弁当
今日は雨なので、妻の弁当はとりわけありがたい。
プルコギ風焼き肉。キャベツのナムル。ヒジキの煮物。味付けゆで卵。
土曜日 鰻重
夏になると一度は食べる鰻。いつもお店に行って食べている。今回は値段が安めの店にしてみたところ、味はまあそれなり。
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