Sideways Studio

小田急線町田と藤沢湘南台を拠点とする音楽教室です。 発声の基礎と、生徒それぞれの個性を…

Sideways Studio

小田急線町田と藤沢湘南台を拠点とする音楽教室です。 発声の基礎と、生徒それぞれの個性を大切に一人の音楽家としてプロデュースしていけるような新たなレッスンの形を模索しています。

マガジン

  • Vocal Lesson

    こちらでは発声や歌唱指導に関する記事をまとめています。

  • Piano Vocal Lesson

    こちらでは弾き語りや、生バンドのアンサンブル等に関する記事をまとめています。

  • Song Writing Lesson

    こちらでは作詞作曲に関する記事をまとめています。

  • Sideways News

    こちらではSideways Studioに関するNewsをまとめています。

  • Online Lesson

    こちらではPCなどを使ったオンラインでのレッスンに関する記事をまとめてあります。

最近の記事

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Sideways Studioについて

こちらの記事をご覧くださった皆様、本当にありがとうございます。 町田を拠点とする、Sideways StudioというMusic Schoolを2020年より立ち上げました。HPの作成に併せて、こちらでBlogも始めることに致しました。 HPではシステムや料金などを主に載せてありますので、こちらでは「レッスンマガジン」として、それぞれの項目毎に、ボーカルのこと、作詞作曲に関することやオンラインレッスンについてなど、より詳細な内容やアドバイスを定期的に書き記していこうかと予

    • 練習しなきゃいけないのにやる気が出ない。

      相談というか、タイトルのような悩みを生徒から聞くことが幾度となくあります。   練習する時間は取れるが、いざやろうと思っても気付いたらダラダラとスマホを見て終わってしまったり。   教える立場の僕もそういうときがあるにはあります。明日に後回ししたことも多々。   人によってやる気が出ない理由はそれぞれかと思いますが、ひとつ思い当たるのは、練習内容を曖昧にしていたり、今自分が具体的に何の練習をするべきなのかが、はっきり定まっていないというパターンをよく見かけます。 ギタ

      • 弾き語り脳。

        現在教えている方の中でも、弾き語りをしている生徒が割といるのですが、よくある質問が、楽器に意識をとられて歌に集中できないというような内容です。 特にピアノは少し彩りを出そうと思うと、アカデミックな要素がより必要になってきますし、それらを織り込もうとすれば、脳がそっちに持っていかれがちになります。 この、演奏している際の脳内については、まだまだ私も研究&練習中なので、そこまで偉そうに言うことは出来ません。 が、こういう脳内の配分になっていると、主観的にも客観的にも上手く行

        • 基礎練ってなぜ必要??

          よく基礎練習が出来ない、三日坊主で終わってしまう話を聞きます。 以前にも少し触れましたが、よく基礎練は大切だという話は聞くけど、なぜ大事かというのがイマイチ曖昧だったり抽象的で終わっていることが多いので、ここは私なりの見解を記してみます。 人によって意見や考え方は様々にあると思いますので、いち意見として取り入れてもらえれば幸いです。 というのも、私自身も昔から基礎練習というのが苦手だったので、気持ちは痛いほど分かるのです。 納得しないと出来ない、というような生粋の生意

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        Sideways Studioについて

        マガジン

        • Vocal Lesson
          32本
        • Piano Vocal Lesson
          12本
        • Song Writing Lesson
          12本
        • Sideways News
          11本
        • Online Lesson
          8本

        記事

          楽器のススメ。

          本日の内容は、カラオケが上手くなりたい、単純に歌が上達したい、ではなく、今後LIVE活動や自身のアーティスト活動をしてみたい、と言う方に向けたお話です。 簡潔に言うと『楽器が弾けた方がいいよ。』という、ただそれだけのアドバイスです。 自分はボーカルだから、歌のことだけやればいいという考えの方もいらっしゃるかと思いますし、オーディションのみ受け続けるという方もいると思いますので、まず前提としては、当然人それぞれ自由です。 ただ、今後LIVE活動をする、となると、ステージに

          楽器のススメ。

          選択肢を増やしているだけ。

          レッスンを行っていると、 「僕はこういうところがあるのでこれは無理です。」 「私の性格上、こうなりがちです。」 よくこんな台詞を耳にします。 一度、その自分を決める台詞を封印してみませんか。 自分でそれを決めてしまえば、それ以外の選択肢はないということに直結しやすいです。 レッスンだけでなく、外からアドバイスを受けた際には一度(この、一度や一旦が大切です)受け入れてみて、そちら側の景色をしっかり見てから、やっぱり前の景色の方が良いと思えば、またそこに戻ればいいだけ

          選択肢を増やしているだけ。

          8時間木を切る時間があったら、6時間は斧を研ぐ。

          かの有名なリンカーンの言葉です。 僕はこの考え方にとても共感していて、何年も前の自分からすると、この考え方に徹したからこそ、飛躍的に成長を遂げることが出来たと実感しています。 研いでいるときは不安がかなり大きいです。 こんなことをしていて本当に達成できるのかと何度も考えました。 それでもなるべくポジティブな側面を見ながら、楽しみながらやってこれたのもあり、また生まれ変わっても、もう一度同じやり方をするかなと思います。 以前のこちらの記事でも買いていますが、自分のやりたい

          8時間木を切る時間があったら、6時間は斧を研ぐ。

          フィジカルよりメンタル。

          皆さんは、ボーカルに関して、発声練習は単なるフィジカルトレーニングだと思っていませんか。 もちろんその側面が大きいのですが、そうして声帯を鍛えていけば、いつか良い声で歌えるようになると、短絡的に考えていませんか。 まずそれはありえないです。というよりそれだけでは、いついかなるときもその声で歌えるようにならないです。 なぜなら、人は状況に応じて声色を日頃から常に変えているので、せっかく鍛えた声もその場にくれば、今までの慣れた声の出し方に戻ってしまいがちなのです。 例えば

          フィジカルよりメンタル。

          ライバルデザインという考え方。

          今回はメンタルというか、モチベーションに 関わる話をひとつしようかなと思います。 今までもいくつかここでトピックにあげてきましたが、今日は「競争精神」やライバルの存在大切さについて。 今までのレッスンを通してきて、ひとつ気づいたことがあります。 それは、もしかすると欲求というのは、 「こうなりたい!」 という気持ちよりも、 「こうはなりたくない!」「こうなるのはイヤだ!」 という気持ちの方が強いのではないかということです。 よくありがちなのは、自身がどうなりたい

          ライバルデザインという考え方。

          子音と母音

          『子音と母音』 歌を歌うときにこの二つ意識されていますか?? とても重要なトピックだと思ったので、取り上げてみました。 日本語は母音重視の言語ですよね。逆に英語は子音がとても大切かと思います。 日本のJ-Popという音楽は、その名前からして既に横文字になっていることから分かる通り、歌詞は日本語で歌うけど、子音言語由来の音楽に乗せて歌っています。 そこに違和感を持っている、という方は少なくないはずです。 例えば、良いメロディーが思いついても、なんか日本語にするとダサ

          声のないところに声のヒントがある。

          突然ですが、皆さんは音楽の三大要素をご存知ですか? 1. リズム 2. メロディー 3. ハーモニー ですよね。 そのうち、ボーカルが担うのはメロディー部分で、より良いメロディーを歌えるように発声練習や表現方法を学ぶことが大切だと、そう考えていませんか。 もちろんその通りで、とても大切なことだと私も思います。しかし、それだけでは不十分だとも考えます。 LIVEや録音などした際に、ピッチが悪かったり、思うような歌になっていなかったり、それらの原因の半分くらいはおそらく

          声のないところに声のヒントがある。

          作曲力は構成力!!

          さて、2022年一発目の記事を挙げていきます。 今回は作曲に関することを。 Sidewaysでも作曲に関するレッスンはやっていますが、以前までの記事でもあげていたように、何かフレーズが思いついたり、ある程度のメロディーを考えてくることは出来ても、なかなか一曲の完成まで辿り着ける生徒は少ないです。 これがなぜかという話なのですが、ずばりタイトルにある通り、『構成力』というものが弱いからだということです。 当然、全ての方がここに当てはまるわけでもなく、これで全てが解決する

          作曲力は構成力!!

          2022年もSidewaysを宜しくお願い致します。

          A Happy New Year!!!! 本年もより良き音楽を求め、より広く普及活動にも努めて参りたいと思いますので、どうぞ皆様よろしくお願い致します。 久しぶりの更新となってしまいましたが、おかげさまでこの期間も本当に忙しく、レッスンもたくさんこなしておりました。 そして、休み期間には家族と共に時間を過ごしながら、今後の展望や未来について希望を膨らませながら、色んな構想を練っていました。 今年は講師としてももちろんですが、アーティストとしての活動にも力を注ぎ、宮本武

          2022年もSidewaysを宜しくお願い致します。

          より歌のクオリティーを高めるために(2)

          今回は前回の続き、というよりはクオリティーというものを別の切り口から考えてみたいと思います。 むしろ、本来なら前回よりも今回の意味合いの方がふさわしいのかなと思います。 まず、クオリティー自体の意味を改めて調べなおしてみると、『質。品質』、『上質。高級』などがあげられます。 では、歌の品質が良いとはどういうことを指すかを考えねばなりません。 安定した良い声で歌うこと。発声等の訓練で鍛え抜かれた声が品質が高いということ。 多くはそういう考えになるかと思いますし、まさにそ

          より歌のクオリティーを高めるために(2)

          より歌のクオリティーを高めるために。

          レッスンをしていく中で、歌のクオリティーとは何かを考えたときに、そのひとつとして、まず何度歌っても同じクオリティーを継続できる力というのがあげられるかなと思います。 海外などでは、歌うたびにフレーズもニュアンスさえも変わってしまうのをよく聞きます。 たしかにそのときにしかない想いとイメージで一発入魂するのも非常に大切なことですよね。 しかし、歌を上達する、クオリティーをあげていくという点においては、ある程度同じ内容を提供しつづけられるということ。 どこかのラーメン屋が

          より歌のクオリティーを高めるために。

          話し声も歌声も「声」。

          今日は「声」について、認識を変えることで出しやすさが一気に変わると言う話をしようと思います。 「歌声は鍛錬によって作り込んでいくものだ。」 という考え方、これを否定しようとは思いませんし、それによって得られるものも多々あるのだと思います。 しかし、その結果、無理に作り込んだことで本来の自分の声から離れすぎ、歳を重ねるごとにどんどん自然な声の出し方が分からなくなり、安定して歌えなくなってしまった生徒や歌手も多く見たことがあります。 Sidewaysのレッスンでは、その認

          話し声も歌声も「声」。